ハレの日に欠かせない縁起物「お餅」。
お正月には雑煮に入れたり、焼いて醤油や砂糖をつけて食べたり、最近ではスイーツにも使われたり、子どもも大人も大好きな食材ですが、誤嚥のリスクもあるので少量ずつ、よく噛んで楽しみましょう。
そこで今回は、宮城県の餅専門店「笠原餅店」が手がけるブランド「THE OMOCHI」ののどごしの良い、おいしいお餅をご紹介します。
釜戸と薪火を使った昔ながらの餅づくり
宮城県大和町にある「笠原餅店」は、創業から60年あまり、伝統の製法で餅づくりを続ける専門店です。
店主の笠原公平さんが手がける餅はこだわりの塊。おいしさへの追求はなんと米づくりからはじまります。笠原家で丹精込めて育てられたもち米は、宮城のきれいな水と空気をたっぷり吸い込み、一粒一粒がふっくらつやつや。
この自家製米をできる限り使ったもち米を、昔ながらの製法でじっくり蒸し上げていきます。
蒸しの工程で使われるのは、釜戸と薪火。炎の様子を常に見守り、微調整を加える繊細な火入れはまさに職人技。業界の99.9%がガスの蒸し機を採用している中で、あえて手のかかる製法にこだわるのは、ひとえに極限まで米の旨みを引き出すためです。
さらに、大手メーカーの工場生産では、蒸したもち米を機械で切り混ぜて成形する場合があるところ、笠原餅店では杵でつくように米粒をつぶす餅つき機を使うことで、つぶ感があるのになめらかで、空気をほどよく含むふっくらとした食感に仕上げています。
のどに詰まりにくい餅
日本古来の伝統製法である釜戸と薪火でつくったお餅は、のどに詰まりにくいお餅です。
“物性”と“消化性”を成分分析することで、のどごしの良さを数値で解析しました。
詳しくは以下をご覧ください。
参考:成分分析ブランディング 生産者のストーリー 笠原餅店編<https://bit.ly/3UECok5>(最終アクセス2022年11月9日)
「THE OMOCHI」のラインアップ
釜戸と薪火でつくった昔ながらのお餅、全5種のセット(全50枚)です。
・プレーン×10枚
・玄米×10枚
・豆×10枚
・くるみ×10枚
・海老×10枚
切り餅1枚当たりのサイズは、縦6.5cm×横4cm×厚さ1cm。
手づくりのため、多少の誤差があります。
アレンジレシピでお餅をもっと楽しむ!
ブルーチーズとはちみつ、タコス風、食べるラー油かけ餅、お餅のベーコン巻きなど、THE OMOCHIのwebサイトでは、お餅を使ったさまざまなアレンジレシピが100品近く公開されています。
和洋中、スイーツまでありますのでぜひお試しくださいませ。
お餅を使ったレシピ公開中!
すべては旨い餅づくりのために――
非効率を愛し、究極を追求するクラフツマンシップに溢れた国内メーカーがつくるお餅です。