奈良県で厄除け・厄払い(厄祓い)をお考えですか?厄年は人生の節目にあたり、災難が降りかかりやすいとされる年齢のこと。本記事では、日本最古の神宮や厄除け霊場が集う古都・奈良で、古くから厄除けのご利益で知られる寺院・神社を厳選して3ヶ所ご紹介します。
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🎇 奈良県の厄除け・厄払いスポット3選

1. 松尾寺(大和郡山市)
松尾寺(まつのおでら)は、養老2年(718年)に天武天皇の皇子・舎人親王(とねりしんのう)が、『日本書紀』編纂の完成と自らの42歳の厄除けを祈願して創建したと伝わる古刹です。日本最古の厄除け霊場として全国的に知られ、地元では「まつのおさん」「まつのさん参り」の愛称で親しまれています。
松尾山の中腹に佇む境内は、まさに山岳寺院の趣。石段を登り詰めた先には、1337年に再建された重要文化財の本堂や、三重塔、神霊石の大岩など、霊験あらたかなスポットが点在しています。
御本尊の木造千手観音立像(秘仏)は「厄除け観音」として名高く、参拝者が筆で「厄攘(やくじょう)」の文字を書いて奉納する独自の風習が今も続いています。毎年2月・3月の初午の日には「厄除観音出現記念大祭」が行われ、多くの参詣者で賑わいます。
+αのご利益
境内には開運厄除・商売繁盛のご利益がある七福神堂や、春日造りの美しい松尾山神社も鎮座しています。また、5月には約450種類のバラが咲き誇るお花畑が一般公開され、厄除け祈願と合わせて花散策を楽しむ方も多いです。夏には小学生向けの「一休さん修行」(小僧体験)も人気で、お子さんと一緒に訪れるのもおすすめです。
📍 基本情報
- 住所:〒639-1057 奈良県大和郡山市山田町683
- TEL:0743-53-5023
- ご祈祷受付:9:00~16:00(金曜日は受付のみ、翌日祈祷 ※1月・2月・祝日を除く)
- 駐車場:あり(無料・約100台)
- アクセス:近鉄郡山駅より奈良交通バス「松尾寺口」下車、徒歩約30分/車の場合は西名阪自動車道 法隆寺ICより約15分
- 公式サイト:https://matsuodera.com/
2. 岡寺(明日香村)
岡寺(おかでら)は、約1300年前に義淵僧正(ぎえんそうじょう)が天智天皇の勅願により創建した古刹です。正式名称は龍蓋寺(りゅうがいじ)といい、義淵僧正が悪龍を池に封じ込めて民を救ったという伝説に由来します。この故事から「やくよけの霊場」となり、日本最初の厄除け霊場として信仰を集めています。
明日香村の小高い丘の中腹に位置する境内は、四季折々の花々が彩る美しい空間。特に紅葉の季節には三重宝塔周辺がもみじのトンネルとなり、秋夜のライトアップも幻想的です。
御本尊の如意輪観音坐像(にょいりんかんのんざぞう)は像高4.85mの日本最大の塑像(土でできた仏像)で、重要文化財に指定されています。東大寺の大仏(銅像)、長谷寺の十一面観音(木像)と並ぶ「日本三大仏」の一つとされ、その圧倒的な存在感は必見です。特に女性の厄除け観音として信仰を集め、「奈良では厄年になる女性は岡寺に参る」とも言われています。
+αのご利益
岡寺は西国三十三所観音霊場の第7番札所でもあり、巡礼の方も多く訪れます。境内の「龍蓋池」では願いを込めた龍玉願い珠を奉納することができ、願いが叶うとされています。また、2015年から始まった花手水(はなちょうず)は全国に広がる花手水の先駆けといわれ、色とりどりの花が浮かぶ手水舎は写真映えスポットとしても人気です。
📍 基本情報
- 住所:〒634-0111 奈良県高市郡明日香村岡806
- TEL:0744-54-2007
- 拝観時間:8:30~17:00(12月~2月は16:30まで)
- 拝観料:大人500円、中高生400円、小学生以下無料
- 駐車場:民営有料駐車場あり(約50台・500円)※山門近くに無料駐車場もあり(道が狭いので注意)
- アクセス:近鉄橿原神宮前駅東口より奈良交通バス「岡寺前」下車、徒歩約10分
- 公式サイト:https://www.okadera3307.com/
3. 石上神宮(天理市)
石上神宮(いそのかみじんぐう)は、『古事記』や『日本書紀』に記される日本最古の神宮の一つです。『日本書紀』に「神宮」と記されるのは伊勢神宮と石上神宮だけであり、その格式の高さがうかがえます。古代豪族・物部氏(もののべし)の総氏神として崇敬され、健康長寿・病気平癒・除災招福・百事成就の守護神として信仰されてきました。
うっそうとした常緑樹に囲まれた境内は、まさに「神さびた」という言葉がぴったりの神秘的な空間。参道では神の使いとされる鶏(にわとり)が自由に歩き回っており、色鮮やかな羽が神聖な雰囲気に彩りを添えています。
御祭神の布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)は、神武天皇の東征の際に邪神を平らげた霊剣に宿る神霊。「起死回生」「土壇場からの復活」のご利益があるとされ、人生の転機を迎える厄年にこそ参拝したい神社です。国宝の拝殿は白河天皇が宮中から寄進したもので、神社建築としては最古級の遺構です。
+αのご利益
境内には長山稲荷社(ながやまいなりしゃ)があり、開運厄除・五穀豊穣・商売繁盛のご利益で知られています。また、国宝の七支刀(しちしとう)は百済から伝来した神秘的な宝剣で、その形をモチーフにした「御神剣守」は起死回生のお守りとして人気です。「山の辺の道」のハイキングコース上に位置するため、古道散策と合わせて参拝する方も多いです。
📍 基本情報
- 住所:〒632-0014 奈良県天理市布留町384
- TEL:0743-62-0900
- 参拝時間:5:30~18:00(季節により変動)
- ご祈祷受付:9:00~16:00頃
- 駐車場:あり(無料・複数箇所で200台以上)
- アクセス:JR・近鉄天理駅より徒歩約30分/天理市コミュニティバス「石上神宮前」下車、徒歩約7分
- 公式サイト:https://www.isonokami.jp/
🌎 まとめ
奈良県には、「日本最古の厄除け霊場」松尾寺、「日本最初の厄除け霊場」岡寺、そして「日本最古の神宮」石上神宮と、まさに「最古」「最初」が集う厄除けの聖地が揃っています。松尾寺では厄攘の奉納とバラ園散策を、岡寺では日本最大の塑像観音と花手水を、石上神宮では神鶏と古道ハイキングを——それぞれ厄除け+αの魅力を楽しめるのが奈良ならではの魅力です。
厄年を迎える方は、ぜひ古都奈良の霊験あらたかな寺社で厄除け祈願を受け、心身ともにリフレッシュして新たな一年をお過ごしください。2月・3月の初午の時期は特に混雑しますので、1月中旬や節分後の落ち着いた時期に訪れるのも穴場としておすすめです。
※本記事に掲載している情報は2025年12月時点のものです。参拝時間や駐車場情報は祭事や季節により変動することがあるため、訪問の際は最新の情報を公式サイト等でご確認ください。