【キタ・ミナミ編】大阪旅行で訪れたい人気スポット

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SBIふるさとだよりでは、以前「大阪環状線」について取り上げましたが(山手線とは別物!複雑すぎる大阪環状線の注意点と対策)、2025年は大阪・関西万博が行われます。国内外から大勢の人が大阪の街にやってくるため、大阪の街や宿泊施設が混雑することが予想されます。
そこで今回は“大阪旅行をするなら今年(2024年)がおすすめ”ということで、大阪の観光名所をエリアごとに3回に分けてご紹介します。
1回目は、大阪を代表する2つのエリア「キタ(主に梅田周辺のエリア)」と、ミナミ(主に道頓堀・心斎橋周辺のエリア)」で行きたいおすすめスポットをピックアップします!※キタ・ミナミについては、明確な範囲が決められているわけではありません

【大阪市内】キタ・中之島エリア

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大阪キタのランドマーク
「グランフロント大阪」

グランフロント大阪は、JR大阪駅、阪急・阪神大阪梅田駅、Osaka Metro御堂筋線梅田駅からすぐの4つのタワーからなる大型複合商業施設です。「ショップ&レストラン」「ナレッジキャピタル」「インターコンチネンタルホテル大阪」などで構成されています。ショップは国内外の人気ブランドが260以上入っていて、日本製ブランドも多く、インバウンド客にも人気です。
水と緑あふれる自然のなかでおさんぽ気分でショッピングしたり、アート展を観たり、自由な楽しみ方ができる施設です。

参考:グランフロント大阪「GRAND FRONT OSAKA」(最終アクセス2024年3月29日)

参考:大阪観光局「OSAKA-INFO グランフロント大阪」(最終アクセス2024年3月29日)

7月の例祭・天神祭の花火は見物
「大阪天満宮」

大阪天満宮は、学問の神様・菅原道真公をお祀りした神社で、大阪市民からは「天満の天神さん」と呼ばれ親しまれています。
境内の西北にある「大将軍社(だいしょうぐんしゃ)」には、大宰府へ向かう前の道真公が旅の無事を祈願したといわれています。
毎年7月24日(宵宮)、25日(本宮)に行われる「天神祭」は、京都の祇園祭、東京の神田祭と並び「日本三大祭り」のひとつに数えられ、祭りの最後を飾る「天神祭奉納花火」には、約130万人の人が訪れます。天神様にちなんで、梅鉢の形に開く紅梅というオリジナル花火が打ち上げられるほか、文字の仕掛け花火などユニークな花火が多いのが特徴です。

参考:ウォーカープラス「天神祭奉納花火2023」(最終アクセス2024年3月29日)

参考:大阪天満宮公式サイト(最終アクセス2024年3月29日)

大阪で最も有名な商店街
「天神橋筋商店街」

天神橋筋商店街は、天神橋を起点として、北は天神橋筋7丁目まで伸びる、全長約2.6キロ、歩くと40分ほどの日本一長いといわれる商店街です。
大衆食堂、惣菜屋、刀鍛冶の刃物屋、お茶屋、陶器、着物など、およそ800店舗が連なります。
江戸時代、前出の「大阪天満宮」の門前町として栄えたのが始まりで、明治時代に入ってからは、現在のような商店街として発展しました。毎年7月24日、25日の「天神祭」には、地元の神輿などが練り歩き、露店や見世物などで活気が溢れます。
惣菜店「中村屋」のコロッケ、「双月」のお好み焼き、焼きそばが有名。食べ歩きに、ランチにもおすすめです。

参考:天神橋筋商店連合会「天神橋筋商店街1丁目・2丁目・3丁目」(最終アクセス2024年3月29日)

参考:大阪観光局「OSAKA-INFO 天神橋筋商店街」(最終アクセス2024年3月29日)

世界の建築トップ20!
地上173メートルから夜景を楽しむ
「梅田スカイビル 空中庭園展望台」

梅田スカイビルは、地上40階、173メートルの超高層ビル2棟を最上部の「空中庭園」で連結させたユニークな設計の高層建築で、イギリス情報紙「THE TIMES」で「世界の建築トップ20」に選ばれました。
最大の魅力は、やはり39階の空中庭園展望台。3階から35階まで視界360度のエレベーターで一気に上昇し、35階から39階まではシースルーエスカレーターで向かいます。
高層ビルでは珍しいオープンテラスの展望台で、風を感じながら大阪の街を見渡せます。西側は六甲山系や紀伊水道へと沈む夕陽、南側は高層ビル群の夜景が楽しめ、ともに「日本の夕陽百選」「夜景100選」に選ばれています。
夜遅くまで入場できるので、旅の終わりに立ち寄るのもいいでしょう。

参考:梅田スカイビル公式サイト(最終アクセス2024年3月29日)

参考:ANA「梅田スカイビル 空中庭園展望台」(最終アクセス2024年3月29日)

浪速の春の風物詩
「造幣局 桜の通り抜け&博物館」

中之島エリアにある造幣局は、毎年桜の開花時に、構内旧淀川沿いの全長約560メートルの通路を一般花見客のために開放しています(詳しくはこちら⇒【2024関西】平安神宮に吉野の桜、今春行きたいお花見スポット5選)。
桜の通り抜けは事前申込みが必要なので、早めにチェックしましょう。
造幣局では、工場や併設の博物館を見学することもできます。2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)の記念硬貨も館内に展示されています⇒造幣局「大阪・関西万博の記念貨幣」(最終アクセス2024年3月29日)

参考:造幣局公式サイト(最終アクセス2024年3月29日)

参考:造幣局「工場見学・造幣博物館見学(大阪)」(最終アクセス2024年3月29日)

【大阪市内】ミナミエリア

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グリコの看板、かに道楽、くいだおれの街
「道頓堀」

道頓堀(どうとんぼり)は、巨大な看板が立ち並ぶミナミの代表的な繁華街で、街全体がテーマパークのようなスポットです。道頓堀川に架かる戎橋(えびすばし)から江崎グリコの看板をバックに写真撮影する観光客も多いでしょう。
道頓堀は、芝居や歌舞伎の娯楽の街として栄え、現在も松竹座やお笑いホールなどがあります。
くいだおれの街としても知られ、飲食店も多数。大阪グルメの代表・たこ焼きを自分流にアレンジして焼いたり、食品サンプルを作ったり、コナモンの歴史も学べるスポット「道頓堀コナモンミュージアム」、風情ある石畳が魅力の横丁「法善寺横丁」、上方浮世絵専門の美術館「上方浮世絵館」、世界初の楕円形状の観覧車「ドン・キホーテ道頓堀店 道頓堀大観覧車えびすタワー」など、立ち寄りたいスポット満載です。
水運で栄えた大阪のなかでも道頓堀川はメジャーな河川で、遊覧船や屋形船も運行されていますので、船の上からの観光もおすすめです。

参考:大阪観光局「OSAKA-INFO 道頓堀」(最終アクセス2024年3月29日)

“大阪の台所”で食べ歩き
「黒門市場」

鮮魚店では魚介の串焼き、精肉店では神戸肉の鉄板焼、果物屋ではフレッシュジュース、お茶屋さんでは抹茶ソフトなど、食べ歩きなら「黒門市場」へ。黒門市場は大阪府内でもトップクラスの知名度を誇る市場で、とくに新鮮な魚介類は、ぜひ食べておきたい一品です。市場内にはトイレ、ゴミ箱、休憩所、Wi-Fi 環境が設置されており、安心して食べ歩きを楽しめます。イートインスペースを設けているお店もあるので、チェックしてみましょう。
食材のほか、衣料品や日用品まで揃う黒門市場は、観光客はもちろん、地元民にも愛されるアットホームでにぎやかな市場です。

参考:黒門市場公式サイト(最終アクセス2024年3月29日)

服屋、雑貨屋、カフェも!
大阪きってのおしゃれタウン
「南堀江」

かつては家具の街として栄えていた堀江界隈は、現在、大阪のおしゃれタウンの代名詞となっています。南堀江の「オレンジストリート(立花通り)」には、アパレルショップ、家具屋、雑貨屋、カフェなど、時代を先取りしたおしゃれな店が並び、たくさんの人が集まる人気エリアとなっています。
観光の合間のティータイムにピッタリのエリアです。

参考:大阪観光局「OSAKA-INFO 南堀江・北堀江界隈」(最終アクセス2024年3月29日)

日本の伝統芸能・文楽を鑑賞
「国立文楽劇場」

ユネスコ無形文化遺産「人形浄瑠璃 文楽」を中心に広く上方芸能を上演する国立の劇場です。
「人形浄瑠璃 文楽」は、日本を代表する伝統芸能のひとつで、太夫、三味線、人形が一体となった総合芸術です。
語り手の太夫の声と三味線の音、そして人形の動きが三位一体となって物語を描くのですが、一体の人形を三人で遣う「三人遣い」という技法は、世界に類を見ないと称されています。
2024年は国立文楽劇場開場40周年記念公演が行われます。

参考:日本芸術文化振興会「国立文楽劇場」(最終アクセス2024年3月29日)

参考:日本芸術文化振興会「令和6年4月文楽公演」(最終アクセス2024年3月29日)

落ち着いた大人の街「キタ」と、大阪らしい明るくにぎやかな街「ミナミ」。
大阪市内にある2つの繁華街は、大阪旅行で外せないエリアです。

【参考ガイドブック・パンフレット】

大阪観光局公式ガイドブック・パンフレット(最終アクセス2024年3月29日)

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