琵琶湖に浮かぶ神の島「竹生島」クルーズで秋の探索!

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滋賀県に広がる日本最大の淡水湖「琵琶湖」。琵琶湖は、夏は湖水浴場として賑わい、秋も湖上アクティビティ、釣り、クルージング、紅葉狩り、寺社巡りなどが楽しめる、自然と文化、歴史が調和する場所です。
そこで今回は、琵琶湖で秋を満喫する過ごし方を紹介します。

琵琶湖でスタンドアップパドルボード(SUP)
澄んだ水の上を自由にお散歩!

スタンドアップパドルボード(SUP)とは、サーフボードのような大きなボードの上に立ち、パドルを漕いで進むウォーターアクティビティです。ボードに安定感があるため、初心者でも比較的カンタンに楽しめます。琵琶湖の西側(湖西)は水がキレイなことで有名ですので、ウォータースポーツを楽しむなら湖西エリアがおすすめです。

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秋の琵琶湖はブラックバス釣りのベストシーズン

バス、コイ、ニジマス、ワカサギ、カワカマスなど、さまざまな種類の魚が釣れる琵琶湖は、釣り愛好者にとって夢のような場所。とくに秋は水温が下がってブラックバスが活発になるため、バス釣りのベストシーズンといえるでしょう。秋晴れの下、湖畔でのんびり釣りをしたい人におすすめです。

クルーズ船で360℃の「琵琶湖大パノラマ」を堪能

琵琶湖の魅力を味わうなら、やはり湖上からの景色を堪能することです。琵琶湖でのクルージングは、秋の穏やかな気候と雄大な自然美を満喫する絶好の機会。観光船やボートで、広大な湖と美しい景色を探索しましょう。

最強パワースポット「竹生島」、湖上の有人島「沖島」
琵琶湖に浮かぶ4つの島を巡る

琵琶湖全域で観光船を運航する琵琶湖汽船は、決まった港から定期的に発着するクルーズ便(定期航路)や季節限定で運航する便(不定期航路)が運航されています。
琵琶湖汽船の「ぐるっとびわ湖島めぐり」は、“神の住む島”“神がいつく島”といわれる琵琶湖の最強パワースポット竹生島(ちくぶしま)をはじめ、沖島、多景島(たけしま)、沖の白石の4つの島を1日で回れるクルーズメニューです。

竹生島へのアクセスをチェック!
「ぐるっとびわ湖島めぐり」クルーズの流れ

9:30 大津港から出港!

大津港からスタッフに見送られて出発。観光ガイドが船上からの景色をご案内いたします。船内でのご歓談やオープンデッキからの比叡山・比良山系の美しい山並みや雄大な琵琶湖の景色を楽しみつつ、最初の寄港地へ向かいます。

日本唯一、世界でも珍しい湖上の有人島「沖島」で、
昭和の時代にタイムスリップ(フリータイム60分)

琵琶湖にある4つの島のうち、沖合約1.5㎞に浮かぶ沖島は琵琶湖最大の島で、日本唯一の湖に浮かぶ有人島(人口約250人)です。沖島の歴史は古く、延喜式内社として記されている「奥津島神社」の建立当時は、琵琶湖の航行の安全を守る神の島として崇拝される無人島だったといわれています。伝承によれば、保元・平治の乱に敗れた清和源氏の流れを汲む武者が島を開拓し、定住したのが島の始まりと伝えられています。
細い路地に昔ながらの家屋が並び、自動車も信号機もない島内は静かで、どこか懐かしい空気が感じられます。昭和の時代にタイムスリップしたかのようなゆったりとした時間を過ごせます。

船から見る名所「沖の白石」

沖の白石は100メートルほどの湖底から顔を出す最高14メートルの4個の岩で、古くから琵琶湖上の景勝のひとつに数えられてきました。午前中は灰色の岩が、日が西に傾くにつれ、だんだん白く変わることから「白石」と名づけられたと伝えられています。また、岩は、西岸のどの地より見ても3個の岩に見えるので「船木3ツ石」、近くを船でまわると何個にも見えることや、色の変化から「化石」とも呼ばれてきました。「白石」には、湖上を行き交う舟の安全を祈った祠跡が残っていて、当時の湖上交通の重要さを思わせます。※沖の白石は上陸できないため、船窓からの見学となります

見る角度で姿が異なる多景島(たけしま・たけいしま)(フリータイム30分)

多景島は、島を見る角度により多様な島影見せるところから、この名が付けられたといわれています。島全体が日蓮宗見塔寺の境内になっています。五箇条の御誓文が刻まれた「誓いの御柱」と、「南無妙法蓮華経」の文字が彫られた「題目岩」が見どころで、船の上からも見ることができます。※「題目岩」は2018年夏に崩落のため、現在修復中

“神の住む島”“神のいつく島”竹生島を観光(フリータイム60分)

竹生島(ちくぶしま)は、琵琶湖に浮かぶ小さな無人島。島内には日本三弁才天のひとつ「宝厳寺(ほうごんじ)」や「都久夫須麻(つくぶすま)神社」があります。竹生島の名前の由来は、「神の斎く(いつく)住居(すまい)」から「つくすまい」が「つくぶすま」と変じて「竹生島」、竹が生えているから「竹生島」など、所説あります。

大阪城の現存する唯一の遺構!
宝厳寺の国宝「唐門(からもん)」

船着き場から宝厳寺の本堂へは“祈りの階段”と呼ばれる165段の階段を上ります。本尊の大弁才天が祀られている本堂では、紙に書いた願い事をだるまに入れる「幸せ願いダルマ」を奉納できます。そして、宝厳寺を訪れたらぜひ見たいのが、国宝に指定されている唐門(からもん)。唐門は豊臣秀吉が全国統一の拠点として築いた大阪城(大坂城)極楽橋の入り口部分として建設されましたが、秀吉没後の慶長5年(1600)に京都の豊国廟に移築され、さらに慶長7年、宝厳寺に移築されたといわれています。唐門は大阪城の現存する唯一の遺構とされています。唐門に加え、重要文化財に指定されている観音堂、舟廊下も2020年春に修復保存事業が完了しているため、美しい姿を見ることができます。

宝厳寺の本堂を独立させた「都久夫須麻(つくぶすま)神社(竹生島神社)」

竹生島はもともとは神仏習合の聖地でしたが、明治政府の神仏分離令により、宝厳寺から分離する形で都久夫須麻神社(竹生島神社)が建てられました。 都久夫須麻神社(竹生島神社)の祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、宇賀福神(うがふくじん)、龍神(りゅうじん)、浅井比売命(あざいひめのみこと)の四柱です。浅井比売命は浅井氏の氏神ともいわれ、琵琶湖の湖水を支配する神様です。
国宝となっている本殿の内部は伏見城の遺構とされていて、桃山時代を代表する優雅できらびやかな装飾が施されています。見どころは襖絵、60枚の天井画で、狩野光信の筆と伝えられています。※現在、内陣の拝観は中止されています
本殿の向かいにある「龍神拝所」では、願い事を書いたかわらけを鳥居に向かって投げ、鳥居をくぐれば願い事が叶うといわれている「かわらけ投げ」ができます。

琵琶湖大橋港(フリータイム30分)

道の駅「琵琶湖大橋米プラザ」では、地元の生産者が作った農産物や特産品を購入できます。近江牛や伊吹ハム、ふなずしなど、滋賀県の名産品は旅のお土産にピッタリです。レストランでは滋賀の食材を使ったメニューも楽しめます。

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17:45 大津港に帰港

クルーズ、観光、釣り、ウォータースポーツ、紅葉!
琵琶湖は秋の楽園です!

【参考サイト】

公益社団法人びわこビジターズビューロー「滋賀・びわ湖 観光情報」(最終アクセス2023年9月29日)

高島市「沖の白石」(最終アクセス2023年9月29日)

竹生島 宝厳寺「極楽橋の竹生島移築の謎!」(最終アクセス2023年9月29日)

琵琶湖汽船「竹生島」(最終アクセス2023年9月29日)

skyticket 観光ガイド「神の住む島「竹生島」びわ湖観光・パワースポット選り抜き5選」(最終アクセス2023年9月29日)

琵琶湖汽船「都久夫須麻神社 本殿(国宝)」(最終アクセス2023年9月29日)

琵琶湖汽船「ぐるっとびわ湖島めぐり」(最終アクセス2023年9月29日)

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