【早割あり】味は温州みかん、香りはオレンジ!国内初のタンゴール・清見

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冬から春に季節が変わる時期は、果物の中でも柑橘類がたくさん出回るシーズンです。ビタミンCも豊富でフレッシュな柑橘は人気の果物。種類も豊富で100種類近くあるといわれています。

そこで今回は、数ある柑橘の中から、甘みが強く、とってもジューシーな「清見(きよみ)」をご紹介します。

やわらかい果実、みかんの濃厚な甘み、豊潤なオレンジの香りが広がる「清見」

清見は正式名称を清見タンゴールといい、清見オレンジとも呼ばれています。静岡県静岡市清見区にある果樹試験場(現在の果樹研究所カンキツ研究興津拠点)で、日本のみかん「宮川早生」に「トロビタオレンジ」の花粉を交配し、得られた交雑実生から選抜育成された、国内では初めてのタンゴール(※)です。
清見という名前は、育成地である静岡市にあった「清見潟」という景勝地にちなんで命名されたそうです。ただ、現在は清見潟は埋め立てられ、かつての海岸線は残っていません。
※タンゴール(tangor)とは、みかん類とオレンジの交雑種の総称で、みかん類を意味する”tangerine”とオレンジ類を指す”orange”のそれぞれの頭を合わせて「tangor(タンゴール)」とつけられました

国内初のタンゴールである清見は、単胚性(種子の中の胚の数が1つで交雑種子を得るのが容易)なので、新しい品種を開発する際の親としてよく利用されています。デコポン(不知火)やはるみの親であるほか、せとか、天草、はれひめなど多くの優良品種の育種に関わっています。
果肉は濃橙色でやわらかく、みかんの濃厚な甘み、豊潤なオレンジの香りが広がります。柑橘類の中でも1、2を争うほどの豊富な果汁で、とってもジューシー。種は通常入りません(多品種と交雑した場合は入る)。
皮が少し厚く、果肉もやわらかいため手で剥くのが難しく、ナイフでカットするのがおすすめです。

【愛媛県産】甘くてジューシーな清見

主な産地

愛媛県、和歌山県

旬の時期

3月から4月上旬頃

参考:旬の果物百科「清見(きよみ):特徴や産地と旬」(最終アクセス2024年3月5日)

参考:果物ナビ「清見 カンキツ類」(最終アクセス2024年3月5日)

まだまだある旬のフルーツ!
紅はっさく・はるか(ニューサマーオレンジ・小夏)

清見と同じく、旬を迎える柑橘は他にもあります。

紅はっさく

八朔というと苦みや酸味が強いイメージがありますが、ふつうの八朔に比べて糖度が高めで、果肉もみずみずしくジューシーです。
甘酸っぱさと八朔特有のほろ苦さがあり、独特のクセになるおいしさです。

はるか(ニューサマーオレンジ・小夏)

香りがよく、糖度は高めで、酸味が少なくさわやかな風味。グレープフルーツに砂糖をかけたようなさわやかな甘みが楽しめ、独特のパリっとした食感も人気です。

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