万博会場のゲートをくぐったあの興奮。閉幕からまだ11日ですが、あのワクワク感をもう一度味わいたい万博ロスのあなたへ。今週末、堺市がチェコになります!
大阪府堺市と、中央ヨーロッパの国・チェコ共和国。一見すると接点が少ないように思える両者ですが、実は芸術を通じた深い絆で結ばれています。
今週末、その友好を祝う「チェコフェスティバル2025 in 関西」が開催されます。知られざる歴史的背景と、イベントの魅力を紹介します。
芸術が結んだ絆:堺市とミュシャの故郷
堺市とチェコの繋がりは、アール・ヌーヴォーを代表する世界的画家、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)の存在抜きには語れません。
堺市は、著名な写真家であった故・土居君雄氏が収集した、世界有数のミュシャ・コレクション(通称ドイ・コレクション)を所蔵しています。このコレクションは、ポスターや油彩画、素描、ブロンズ彫刻など、ミュシャの初期から晩年に至るまでのあらゆる作品で構成され、その質と量は国際的にも高く評価されています。
今日から週末まで開催!「チェコフェスティバル2025 in 関西」
この両市の友好関係を祝い、チェコの魅力を存分に体験できるイベントが今週末に開催されます。

- 開催日時:2025年10月24日(金)16:00–21:00/25日(土)11:00–20:00/26日(日)11:00–19:00 ※25日(土)11:00からオープニングセレモニー
- 開催場所:堺市役所前 堺市市民交流広場「Minaさかい」
- 住所:大阪府堺市堺区南瓦町3番1号
チェコフェスティバル2025 in 関西|イベント情報|堺観光ガイド
会場では、ピルスナービール発祥の地であるチェコならではの本場の樽生ビールや、煮込み料理「グラーシュ」などの郷土料理が楽しめます。
また、チェコビーズ、雑貨、工芸品の販売、民族音楽の生演奏なども予定されており、堺にいながらにしてチェコ旅行の気分を味わえる2日間です。
まとめ
アルフォンス・ミュシャが繋いだ堺市とチェコの絆。今週末はチェコの文化に触れながら、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
【参考・参照サイト】最終アクセスはすべて2025年10月24日
Minaさかい 堺市民交流広場 | 堺市役所および堺地方合同庁舎前の交流空間