地域の魅力がギュッと詰まったNFT(ミャクーン!)を配布する「自治体コラボキャンペーン」。今回は兵庫編【Part2】の「ひょうごフィールドパビリオン」のロゴがデザインされたミャクーン!が登場です。本記事では、〈関西パビリオン(兵庫県ゾーン)〉と〈ひょうご EXPO TERMINAL(兵庫県立美術館ギャラリー)〉を入り口に、現地の“フィールド体験”へつなぐ実践的な回遊法をまとめました。
夢洲が“入口”、兵庫の街が“本編”
~関西パビリオン(兵庫県ゾーン)⇔ ひょうご EXPO TERMINAL~
「ひょうごフィールドパビリオン」とは、大阪・関西万博を契機に、兵庫県全体を一つの“パビリオン”に見立てて現場(フィールド)を開放し、地域の人々が案内役となって自然・文化・産業のSDGs(持続可能な開発目標)実践を体験できる、県民参加型の分散型プログラムです。
拠点は2つ。万博会場内の〈関西パビリオン・兵庫県ゾーン〉で世界観を掴み、神戸の〈ひょうご EXPO TERMINAL〉で参加・共創しながら理解を深め、各地域のフィールドで実地体験へ――という“往復”設計が基本動線です。
兵庫は歴史的に五国(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)で語られます。行程づくりでは「入口(夢洲)→本編(神戸)→現場(各フィールド)」の三層で考えると、移動と学びの無駄が減ります。
まず理念を共有:「現場=パビリオン」を体感する入口
展示物単体ではなく「人と地域の営み」を丸ごと見せる――夢洲の万博会場と街をつなぐ2拠点構成により、会場で芽生えた興味をそのままに“現場の体験”へ接続できる点が、ひょうごフィールドパビリオンの最大の特徴といえます。
兵庫全体は五国(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)で構成され、入口(夢洲会場)→本編(ひょうご EXPO TERMINAL)→現場(各フィールド)へ段階的に深める動線が有効です。
万博会場編:関西パビリオン「兵庫県ゾーン」を最短で掴む
大阪・関西万博会場の関西パビリオン「兵庫県ゾーン」の基本導線は〈コウノトリの回廊→ステンドグラスの回廊→メインホール〉。
・コウノトリの回廊:県内の子どもたちが折った“コウノトリ”が来場者を迎え、EXPO TERMINALと“オンラインのドア”でつながる仕掛けも。
・ステンドグラスの回廊:ひょうごフィールドパビリオンの活動をモチーフにした作品が、上映前の期待を温かく高めます。
・メインホール:アトラクション型映像《HYOGO ミライバス》で、兵庫が「続け」「乗り越え」てきた営みを臨場感たっぷりに体感。
※展示構成・上映内容・開場時間等は変更の可能性があります。来場前に公式をご確認ください。
街(神戸)編:ひょうご EXPO TERMINALが“本編”になる理由
「ひょうご EXPO TERMINAL(兵庫県立美術館ギャラリー棟3F)」は、来場者参加型・体験型が主役。子どもたちの「こんなひょうごに住んでみたい」という絵を一つの街に仕立てるデジタルアートや、来場者が描いた乗り物が画面の中を走りだす展示、ひょうごフィールドパビリオンの代表的な取り組みを学べる体験コーナーなど、夢洲で芽生えた興味を具体的な理解へつなげます。万博会場の兵庫県ゾーンとはオンラインで相互接続され、双方向の学びが可能です。
※期間:2025年4月6日(日)〜10月13日(月・祝)/時間:10:00〜18:00(最終入場17:30)/月曜休館(祝休日は翌日)/入場無料
ひょうご EXPO TERMINAL(兵庫県立美術館ギャラリー)|ひょうごフィールドパビリオン
当日をもっと楽しく:リージョナルデー「市町の日(ひょうご EXPO 41)」
会期中、県内41市町が各1日登場する「市町の日」を実施。特産・日本酒・伝統文化・地場産業のPRや展示、トークイベントなどが日替わりで加わります。会場は万博会場の兵庫県ゾーンや「ひょうご EXPO TERMINAL」など県内各地に広がるため、訪問日と開催市町を照合して行程に組み込むと“その町らしさ”に出あえる確率が上がります。スケジュールは公式イベントカレンダーで随時告知されます。
ひょうご EXPO 41 -HYOGO REGIONAL DAY-|ひょうごフィールドパビリオン
「体験」へ進むための2つの導線
① SDGs体験型地域プログラム検索
五国・市町、カテゴリ(自然/食/産業技術/文化暮らし/歴史/エコ)、受入人数、所要時間、料金、SDGsゴール、多言語対応・ユニバーサル対応など、多面的に絞り込める公式データベースが用意されています。読後そのまま、自分や家族に合うプランへたどり着けます。
SDGs体験型地域プログラム紹介|ひょうごフィールドパビリオン
② 兵庫満喫!モデルコース
公共交通派・ドライブ派・テーマ別に、体験を“ハシゴ”できる行程例が公開されています。掲載のコース例を土台に、認定プログラムを差し替えたり延長したりして、自分だけのルートに調整できます。
(例)播磨エリアでは、生石神社の「石の宝殿」を学ぶ見学プログラムや、竜山石を使ったアクセサリーづくり等のワークショップが用意されています。モデルコースに組み込むことで、歴史理解と手しごとの両方を一日で体験可能です。
※プログラムや行程の提供状況は時期により変わります。予約条件・実施可否は各公式ページでご確認ください。
触れる御神体!?奇跡の石 竜山石からパワーチャージ!|体験してみた!|ひょうごフィールドパビリオン
1,700年前からつながるパワーストーン奇跡の浮石「石の宝殿」と竜山石を使ったワークショップ|SDGs体験型地域プログラム紹介|ひょうごフィールドパビリオン
アクセス早見(計画づくりの土台に)
ひょうごフィールドパビリオンの公式サイト「アクセス」ページに主要空港・駅から神戸(三宮想定)までの目安所要がまとまっています。
・関西国際空港 → 神戸:バス約60分
・大阪(伊丹)空港 → 神戸:バス約40分
・羽田 → 神戸空港:飛行機約75分
・大阪駅 → 神戸:電車約20分
・京都 → 神戸:新幹線約30分
※交通ダイヤや所要は目安。最新の運行情報をご確認ください。
テーマウィークを味方に
会期中は協会テーマと連動した「ひょうご EXPO week」も県内各地で展開。全10テーマ(協会テーマに県独自分を加えた構成)を週替わりで掘り下げ、文化芸術から観光、ものづくり、環境まで“兵庫らしさ”を横断的に学べます。訪問日が決まったら、テーマと行程の相性を照合しておくと収穫が増えます。
よくある質問(Q&A形式)
Q. 子ども連れでも楽しめる?
A. はい。万博会場側はシアター形式で座って鑑賞でき、神戸側では描いた乗り物が画面の中を走るなど、驚きと学びが両立します。
Q. 何から決めればいい?
A. まずは日付を決め、「市町の日」やイベントカレンダーを確認。そのうえで、プログラム検索やモデルコースで興味分野と移動手段(公共交通/車)を絞るのが効率的です。
まとめ
ひょうごフィールドパビリオンは、万博会場と神戸を軸に「見て→学んで→体験する」を一気通貫にする設計。まずは“往復”で芯を掴み、SDGsプログラムやモデルコースで現場へ一歩踏み出してみましょう。各種実施内容・時間・休館日・イベントは変更の可能性があるため、出発前に必ず公式サイトの該当ページをご確認ください。
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【参考サイト】最終アクセスはすべて2025年9月12日
兵庫県/ひょうごEXPO TERMINAL(兵庫県立美術館)では夏休み期間中に様々なイベントを実施します!「ミャクミャク」も遊びに来るよ!