【自治体コラボ第9弾】地域愛あふれる「はばタン」と観光スポットが点在する兵庫県

SBIふるさとだよりで開催中の「自治体コラボキャンペーン」も、今回が第9弾となります。本キャンペーンは、各自治体に関連するキャラクターや観光名所などをモチーフにした特別なNFT(デジタルアートアイテム)をプレゼントする企画です。このアイテムをデジタルウォレット内にコレクションすることで、地域の魅力や文化を身近に感じられる新しい体験を提案しています。
今回のコラボは兵庫県。マスコットキャラクター「はばタン」は、ひよこに間違えられることもあるようですが「不死鳥(フェニックス)」です!

兵庫県のマスコットキャラクター「はばタン」

兵庫県のミャクーン!

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兵庫県のマスコットキャラクター「はばタン」は、1995年の阪神・淡路大震災からの復興の象徴として誕生しました。黄色い愛らしい見た目からひよこと間違われることもありますが、実は元気に羽ばたく不死鳥(フェニックス)がモチーフです。2006年開催ののじぎく兵庫国体のマスコットとして2003年に生まれ、その後は県の観光大使に就任し、さらには兵庫県公式マスコットに選ばれて、現在も県内外を飛び回りPR活動を続けています。イベント会場でダンスを披露したり、「はばタン」の活躍は兵庫県民に元気と笑顔を届けています。
復興の願いを背負った特別なゆるキャラとして、兵庫への愛情を体現する「はばタン」は、本キャンペーンでも主役となり、地域の魅力発信に一役買っています。

はばタンのプロフィール

名前:兵庫県マスコット「はばタン(Habatan)」
性別:男の子
誕生日:2003年1月17日
性格:根っからの元気者で、チャレンジ精神旺盛。どんなところへも顔を出し人懐っこい笑顔を振りまきます。

兵庫県の代表的な観光名所

兵庫県には、歴史的建築、情緒ある港町、そして名湯など、地域の個性が光る観光地が点在しています。
ここでは、県を代表する観光名所の魅力を紹介します。

姫路城

世界文化遺産に登録された兵庫県の象徴的なお城です。白鷺が羽を広げたような優美な天守閣を持ち、「白鷺城(しらさぎじょう)」の愛称でも親しまれています。1993年に法隆寺とともに日本初の世界文化遺産に認定されました。江戸時代の面影を残す広大な城郭を散策すれば、その壮麗さと400年以上にわたる歴史の重みを肌で感じることができます。

神戸市街(港町の風景と異国情緒)

兵庫県の県庁所在地・神戸は、おしゃれな港町として国内外に知られる観光都市です。メリケンパークや神戸ハーバーランドでは海沿いの開放的な景色と夜景を楽しめ、山頂の六甲山からは「1000万ドルの夜景」と称される絶景が望めます。また旧外国人居留地の北野異人館街では19世紀末に建てられた洋館が立ち並び、異国情緒あふれる街並みを散策できます。中華街の南京町では本格中華料理や食べ歩きを満喫でき、色彩豊かな門や賑やかな雰囲気が旅行気分を盛り上げてくれます。
神戸では和と洋が融合した独特の文化と景観を楽しむことができ、兵庫観光では外せないエリアです。

有馬温泉

神戸市街からほど近い六甲山麓に湧く、日本屈指の名湯です。その歴史は古く、『古事記』や『日本書紀』にもその名が現れるほど古い温泉地で、“日本三古湯”の一つにも数えられています。金泉・銀泉と呼ばれる2種の源泉があり、豊富な鉄分を含む赤褐色の湯と、無色透明で肌にやさしい炭酸泉の湯を楽しめます。
戦国武将の豊臣秀吉もこよなく愛したとされ、湯村・城崎と並んで関西を代表する温泉街として多くの観光客で賑わいます。

城崎温泉

兵庫県北部、日本海側にある風情豊かな温泉町です。開湯1300年の歴史を持ち、与謝野晶子や志賀直哉といった多くの文人墨客に愛されてきました。柳が揺れる大谿川(おおたにがわ)沿いに木造旅館が軒を連ね、情緒ある町並みが広がります。外湯めぐり発祥の地ともいわれ、7つの外湯(共同浴場)を湯めぐりパス片手に巡るのが定番です。浴衣に下駄姿でそぞろ歩きしながら、城崎ならではの情緒と温泉文化をじっくり味わえるでしょう。

おすすめの観光モデルコース

初めて兵庫を訪れる人も安心して楽しめる、1泊2日で巡るモデルコースを提案します。都市散策と温泉、絶景、歴史体験がバランスよく詰まった旅程です。

1日目: 神戸市内の定番スポット巡り

午前:新神戸駅を出発し、徒歩圏内の北野異人館街へ。海を見下ろす高台に建つ異人館群を散策し、明治期の異国文化と歴史を感じます。続いて徒歩で約10分の生田神社を参拝し、神戸の守護神社で縁結びのご利益にあやかりましょう。

:三宮・元町エリアに移動し、中華街の南京町でランチタイム。100店以上が軒を連ねる西日本最大級のチャイナタウンで、本場さながらの中華グルメを食べ歩きます。

午後:食後は電車で有馬温泉へ向かい、日帰り入浴を体験します。レトロな温泉街を散策しながら、金泉・銀泉の湯に浸かって旅の疲れを癒しましょう。

:有馬からロープウェイで六甲山上へ登り、六甲ガーデンテラスへ。標高880mから眺める神戸市街〜大阪平野の大パノラマは圧巻です。日没後は神戸・大阪の街明かりが織り成す「1000万ドルの夜景」を堪能します。

2日目: 明石・姫路で歴史と絶景を満喫

午前:神戸市内からJRで西へ向かい、舞子駅で下車。駅近くの舞子公園では、世界第2位の長さを誇る吊り橋・明石海峡大橋の雄大な姿を間近に仰ぐことができます。橋桁内部の遊歩道「舞子海上プロムナード」から海上約50mの眺望を楽しみ、瀬戸内海と橋が織りなす絶景を堪能しましょう。

:さらに電車で明石駅へ移動し、徒歩圏内の魚の棚商店街へ。創業100年以上の歴史を持つ市場では、新鮮な明石鯛やタコなど海の幸が並びます。名物の明石焼きや天ぷらを食べ歩きで味わい、活気ある商店街の雰囲気を楽しみます。

午後:JR神戸線の快速で姫路駅へ移動したら、バスで姫路城大手門前へ。目の前にそびえる世界遺産姫路城の雄姿に圧倒されつつ入場しましょう。真っ白な天守と広大な敷地をじっくり見学し、日本を代表する名城の美しさと歴史に触れます。時間があればロープウェイで書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)へ足を延ばし、966年創建の寺院と森閑とした境内で歴史ロマンを感じるのもおすすめです。

:姫路から再びJRで神戸に戻り、神戸ハーバーランドへ。レンガ倉庫やモザイクなどの複合商業施設が立ち並ぶウォーターフロントでショッピングを楽しんだり、観覧車や遊覧船から港町の夜景を眺めたりします。ライトアップされたポートタワーや海沿いのイルミネーションを背景に、旅の締めくくりにふさわしい幻想的な景色を満喫しましょう。

歴史と文化を感じたいなら!いちおしスポット

兵庫には、古城、城下町、酒蔵、異人館など、日本の伝統と異文化が共存する歴史文化スポットも数多くあります。各地を巡りながら、時代を超えた地域の物語に触れてみましょう。

姫路城&城下町散策

歴史好きには外せないのが姫路城とその城下町エリアです。威風堂々たる姫路城では、現存天守を有する貴重な城郭建築を間近に見学できます。天守から城下を見渡せば、戦国から江戸にかけての歴史の舞台に思いを馳せることでしょう。城の麓に広がる城下町には古い町並みが一部残っており、往時の情景を感じながら散策できます。また姫路城観光の後は、山上の古刹書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)にも足を延ばすとより深く歴史情緒を味わえます。西の比叡山とも称されるこの寺は966年開山で、ハリウッド映画「ラストサムライ」のロケ地としても知られています。
静寂な山寺の佇まいは、日本の仏教文化と歴史の奥深さを教えてくれるでしょう。

竹田城跡(天空の城)

兵庫県朝来市(あさごし)にある竹田城跡は、標高約353mの古城山頂上に石垣だけが残る山城の遺構です。秋から冬の早朝、運が良ければ雲海が山を包み込み、まるで城が雲海に浮かんでいるかのような幻想的な光景に出あえます。その姿から「天空の城」「日本のマチュピチュ」とも呼ばれ、近年大人気のスポットです。城跡へはふもとの竹田駅から登山道またはシャトルバスでアクセスでき、石垣の上から眺める雄大な景色は一見の価値があります。戦国時代に山名氏によって築かれたと伝わるこの城は、関ヶ原の戦い後に廃城となりましたが、石垣が良好な状態で残り神秘的な雰囲気を湛えています。
歴史ロマンと自然美が融合した竹田城跡は、兵庫で歴史と文化を感じる旅にはぜひ組み込みたいスポットです。

出石(出石城下町)

但馬の小京都とも称される出石(いずし)は、江戸時代に栄えた城下町の風情が色濃く残る町です。出石城の旧三の丸を中心に武家屋敷や寺院が点在し、石畳の道路や白壁の土蔵造りがノスタルジックな景観を作り出しています。シンボルである明治時代の時計台・辰鼓楼(しんころう)は写真映えするスポット。散策しながら名物の出石皿そばを味わうのも旅の楽しみでしょう。一口サイズの蕎麦を何枚も重ねていただく独特のスタイルで知られる出石そばは、城下町の歴史とともに受け継がれてきた文化です。タイムスリップしたような町並みの中、日本の伝統的な食文化も堪能できます。

灘の酒蔵巡り

神戸市灘五郷(なだごごう)エリアは、日本酒の一大生産地として江戸時代から名を馳せてきました。良質な米と六甲山系からの清冽な水に恵まれ、全国でも指折りの銘醸地となった地域です。現在も新在家(しんざいけ)や魚崎付近には歴史ある酒蔵が軒を連ね、蔵元直営の資料館やショップで酒造りの工程見学や試飲を楽しめます。たとえば白鶴酒造資料館や菊正宗酒造記念館では、昔ながらの酒造用具や醸造過程を展示しており、日本の伝統産業である酒造りの文化に触れることができます。酒蔵の周辺にはふくよかな醸造香が漂い、散策するだけでも心地よい体験です。
日本酒好きはもちろん、歴史や文化に興味がある旅行者にとっても、灘の酒蔵巡りは兵庫の文化的な側面を感じられるコースとなるでしょう。

北野異人館街

北野異人館街は、日本の中の異国情緒を味わえる歴史スポットとして外せません。港の開港に伴い明治期に多くの外国人が居住した北野町には、当時建てられた西洋館が現在も保存、公開されています。風見鶏の館や萌黄の館といった有名な異人館では、各国の建築様式や調度品を間近に見学できます。石畳の坂道に沿って洋館が建ち並ぶ町並みは、明治〜大正時代にタイムスリップしたような独特の雰囲気。異人館の内部はカフェや資料館になっているものもあり、異国文化に触れつつ優雅なひとときを過ごせます。
神戸が持つ国際色豊かな歴史と文化を感じられる北野異人館街も、兵庫県を訪れたらぜひ歩いてみたいエリアです。

まとめ

北は日本海から南は瀬戸内海まで、多彩な表情を持つ兵庫県。はばタンと一緒に兵庫の魅力を見つける旅に出かけましょう。

【参考サイト】※最終アクセスはすべて2025年6月25日

兵庫県/「はばタン」のプロフィール

姫路城 桜・お花見情報 | 姫路市

兵庫県/兵庫県のふるさと納税「ふるさとひょうご寄附金」

摩耶山 掬星台 – Feel KOBE 神戸公式観光サイト

明石焼/玉子焼 兵庫県 | うちの郷土料理:農林水産省

竹田城跡 - 竹田城跡のあるまち|朝来市観光協会

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