大阪・関西万博も残すところ1ヶ月余り。SBIふるさとだよりでは「自治体コラボキャンペーン」を継続中。EXPO2025デジタルウォレット会員なら数量限定のNFT(ミャクーン!)を獲得できます。
今回は第8弾・愛媛コラボ【Part2】。道後温泉本館と石鎚山(いしづちさん)を追加しました。歴史と自然、どちらも“愛媛らしさ”が詰まった2テーマを旅のヒントとともにお届けします。
日本最古の湯と伝わる「道後温泉本館」を満喫
道後温泉本館の魅力
愛媛県Part2(道後温泉本館とみきゃん)のミャクーン!の獲得はこちらから
木造三層楼の端正な屋根が折り重なる姿は、温泉地の象徴でありながら城のような重厚感。現在の姿は1890年代以降に整えられ、1994年には公衆浴場として初めて国の重要文化財に指定されました。2019年1月から保存修理工事が始まり、約5年半後の2024年7月11日に全館(休憩室を含む)営業を再開しました。最新情報は公式で確認してください。
入浴の見どころ
代表的な「神の湯」「霊(たま)の湯」に加え、皇室専用の「又新殿(ゆうしんでん)」の見学(別料金)も見どころ。又新殿は1899(明治32)年造営で、意匠の格調が際立ちます。
建築を“読む”ポイント
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屋根のリズム:入母屋・唐破風が連続する屋根の重なりは、朝夕の斜光で陰影が深まります。
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素材の時間:柱・梁・建具の艶は、百年以上“使われてきた時間”の証。修理工事を経ていっそう美しくなっています。
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又新殿:御座所や浴室のしつらえに漂う格。公開日・ルートは変動します(要公式確認)。
入浴スタイルの選び方(初めての方向け)
- 短時間で雰囲気を:神の湯→休憩室→商店街散策(60〜90分)。
- ゆっくり堪能:霊の湯→又新殿見学→休憩室で湯上がり茶→夕景撮影(2〜3時間)。
※屋外回遊はしやすい一方、本館館内は階段が多いため、最新のバリアフリー情報は公式で要確認。
朝・昼・夜の楽しみ方
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朝:比較的空いている時間に入浴→放生園の足湯へ。
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昼:道後ハイカラ通りで食べ歩き(みかんソフトや愛媛県民のソウルフード・じゃこカツなど)。
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夜:ライトアップされた外観は格別。坊っちゃんカラクリ時計や、別館・飛鳥乃湯泉の中庭も“映え”ます。
まちなみ散策の寄り道
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飛鳥乃湯泉:飛鳥時代をモチーフにした別館。個性的な個室湯(要予約)やアートな内装が話題。
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椿の湯:地元の人も通う共同浴場。肩の力を抜いて“日常の湯”に浸かる体験を。
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坊っちゃん列車:伊予鉄道のレトロ車両に乗って松山城下へ。温泉と城の組み合わせは王道ルートです。※特別運賃・土日祝のみ運行につき、公式で要確認
松山のご当地グルメで湯上がりを楽しもう
- 坊っちゃん団子:小さな三色団子はお茶請けにぴったり。
- 一六(いちろく)タルト:愛媛県産柚子香るこし餡ロール。愛媛の銘菓。
- 鍋焼うどん(松山風):甘めのだしとやわらかめの麺。アルミ鍋が目印の“ほっとする一杯”。
- 鯛めし:松山〈北条〉風(炊き込み)と、宇和島風(鯛の刺身+タレ+生卵をご飯にかける)の食べ比べも楽しい。
祈りの山、西日本最高峰「石鎚山」を歩く
石鎚山の魅力
愛媛県Part2(石鎚山とみきゃん)のミャクーン!の獲得はこちらから
石鎚山は標高1,982m。弥山・天狗岳・南尖峰などで構成される“総体山”です。四国かつ西日本の最高峰のひとつとして名高く、古来より山岳信仰の対象とされてきました。岩稜の造形と雲の流れが織りなす景観は、どの季節もドラマティック。晴れれば瀬戸内海まで望む大展望、霧の日は森がしっとりと息づく神秘の表情を見せます。
ロープウェイでアプローチ
石鎚登山ロープウェイは、山麓下谷駅→山頂成就駅を約8分。成就社(じょうじゅしゃ)を経て弥山方面へ向かう成就ルートの鎖場(くさりば)には迂回路が設けられているので自信のない人は利用しましょう。もう一つの人気ルート「土小屋ルート」は稜線歩き寄りで眺望が魅力(いずれも装備必須)。
初心者向け・半日~1日の行程例
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景色重視ライトハイク(所要4~5時間)
山麓下谷駅(ロープウェイ)→ 山頂成就駅 → 成就社で参拝 → 成就駅そばの展望所/ピクニック園地で瀬戸内側の眺望を楽しむ → 余力があれば 八丁(遥拝の鳥居) まで往復、または 夜明かし峠 手前の笹原 で折り返し。
※「石鎚成就展望台」は閉鎖中のため立入不可。展望は駅横の展望所や園地で代替できます。“夜明かし峠”は成就ルート中でも屈指のビューポイント。無理のない範囲で引き返しましょう。 -
定番・弥山往復(所要6~7時間)
山麓下谷駅(ロープウェイ)→ 成就社 → 八丁~夜明かし峠 → 弥山往復。
天狗岳のトラバースは上級者向けなので無理は禁物。鎖場は歩道の迂回路もあります。目安:成就駅~弥山は上り約3時間30分/下り約3時間。
四季の表情
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新緑~盛夏:樹林帯が生き生きとし、高原の涼。暑さ対策とこまめな給水を。
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紅葉(10月中旬~11月):赤・橙・黄のグラデーションで稜線が燃えるよう。朝夕の低い光が写真映え。
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初冬~積雪期:厳しい冷え込みと積雪・凍結。アイゼン・防寒装備・冬山経験がない場合は入山を控え、下層の散策へ切り替える判断を。
安全メモ
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鎖場は高所・岩場の経験者向け。滑りにくい登山靴、手袋、ヘルメット(推奨)、レイヤリング(防寒)、ヘッドランプ、非常食・水を。
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天候は変わりやすく、計画のゆとりがリスク低減につながります。無理をせず、体調・天候・時間の3点で撤退判断を。
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祭事・お山開き期間の運用、通行止めやロープウェイ運休は季節で変動。必ず事前に公式を確認しましょう。
下山後の寄り道
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西条の“うちぬき”:名水百選にも数えられる自噴水。町中の水辺散歩でクールダウン。
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ご当地めし:鉄板で香ばしい西条てっぱんナポリタン、川魚の甘露煮、みかんスイーツ。体に塩分と糖分を補給してリカバリーを。
登山・アクセスの目安(参考)
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山麓下谷駅(ロープウェイ) → 成就社:ロープウェイ+徒歩で20分前後。山頂方面は片道およそ3時間前後(混雑・体力・ルート選択で増減)。
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JR伊予西条駅 → ロープウェイ:瀬戸内バスで約55分。最新の運行時刻は要確認。
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松山(市街) → ロープウェイ:車で約70~90分(道路状況により変動)。
※ロープウェイは概ね通年運行(荒天時運休/点検休止あり)
旅のモデルプラン(1泊2日の例・公共交通/レンタカー両対応)
DAY1:道後温泉エリア
松山到着 → 道後温泉本館で昼前の入浴 → 道後ハイカラ通りで昼食 →(予約制)又新殿見学 → 夕景の本館撮影 → 飛鳥乃湯泉 or 椿の湯 → 宿。
DAY2:石鎚山(ライトハイク)
朝食 → 西条へ移動 → ロープウェイで山頂成就駅へ → 成就社まで散策(展望所・園地でピクニック)→ 下山後は“うちぬき”の名水スポットで一休み&西条市街で遅めの昼食 → 帰路。
※登山メインの場合は出発を早め、弥山往復のタイムマネジメントを。悪天候時は西条市内の水の街散策に切り替えを。
まとめ
湯のまち・道後と、祈りの峰・石鎚。百年単位の記憶を宿す建築と、はるかな時間を刻む山稜。愛媛の魅力は、“人の営みが育てた文化”と“自然が磨いた景観”のコントラストにあります。
数量限定のミャクーン!で旅の記憶をデジタルにも刻みながら、現地でしか得られない空気と温度を味わいに、次の週末は愛媛へ。
※本記事の内容(公開状況・見学可否・運行ダイヤ等)は変更の可能性があります。来訪前に必ず公式情報をご確認ください。
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【参考サイト】最終アクセスは2025年9月8日
坊っちゃんカラクリ時計 | 松山市公式観光情報サイト|四国松山 瀬戸内松山
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