高知旅行で外せないスポット!初めてならここがおすすめ10選

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東京から飛行機で約90分。四国の南に位置する高知県は、豊かな自然と文化、そして歴史が融合した魅力あふれる地域です。
そこで今回は、初めての高知旅行におすすめの観光スポットを選んでみました。心地よい秋風を感じながら、高知の町を巡りましょう。

高知県の取り組み

地元の人々が観光客を家族のように迎える温かさ「高知家」

高知県が推進する「高知家」は、地域全体が「家族」として観光客を迎え入れるという、ユニークで温かいプロジェクトです。地域住民一人ひとりがホストとなり、観光客に心からのおもてなしを提供するこのプロジェクトは、訪れる人々に特別な体験を提供します。町を歩いていると地元の人から声をかけられ、一瞬で距離が縮まるのが高知県の特徴。商店街を歩けば、店主が気さくに話しかけてきたり、地元の人々が笑顔で挨拶してくれたりします。この温かいもてなしは、都会の喧騒を離れ、心温まる旅を求める旅行者にとって非常に魅力的です。

【高知県公式】高知県のあれこれまとめサイト「高知家の◯◯」

高知のゆるくないキャラ「カツオ人間」が笑顔を届ける

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高知県のもう一つの名物といえば、ユニークなマスコットキャラクター「カツオ人間」です。カツオ人間は、頭がカツオ、体が人間という奇妙なキャラクターで、そのシュールなデザインが観光客の注目を集めています。イベントやお祭りでのパフォーマンスや、地元で販売されているグッズも大人気。とくに子どもたちに愛されているキャラクターで、高知を訪れた際には、ぜひカツオ人間グッズを探してみてください。
カツオ人間は、単なる観光キャラクターではなく、高知県のPR活動においても積極的に活躍しています。地元の特産品を紹介するイベントや、全国の観光フェアでの出張パフォーマンスなど、さまざまな場所で高知県を代表するキャラクターとしてその存在感を発揮しています。

知っちゅう?知らん?高知家ゆるくないキャラ「カツオ人間」のすべて! | 【高知県公式】高知県のあれこれまとめサイト「高知家の◯◯」

高知県のイベント

日本全国、そして海外へ広がるダンスの祭典「よさこい祭り」

1954年に高知市で始まった「よさこい祭り」は、戦後の地域活性化を目的に生まれた高知が誇るお祭りで、毎年8月に高知市で開催されます。熱気あふれる踊りとエネルギッシュな音楽が特徴のこの祭りは、多くの観光客を惹きつけています。よさこい祭りの参加者たちは、鳴子と呼ばれる伝統的な楽器を手に持ち、自由で個性的な振り付けを披露しながら街中を練り歩きます。衣装、音楽、踊りのすべてがチームごとに異なり、伝統的な和の要素と現代的なポップカルチャーが融合したパフォーマンスが魅力です。
よさこい祭りは高知発祥ですが、人気は日本全国、そして海外にも波及しています。その象徴的な存在が北海道札幌市で開催される「YOSAKOIソーラン祭り」。1992年に始まったこのイベントは、高知のよさこい祭りに触発され、北海道の民謡「ソーラン節」と融合させた形で誕生しました。以来、札幌の初夏を彩るイベントとして定着し、全国から参加者が集まる大規模な祭りへと成長しています。
また、海外でも次第に注目を集め、各国のダンスイベントで紹介されたり、外国人チームが高知のよさこい祭りに参加したりするなど、国際的なダンスムーブメントとしての地位を確立しつつあります。高知の文化が、地元を飛び出し、世界に広がる様子は、観光客にとっても魅力的な側面です。

よさこい祭り-公益社団法人高知市観光協会

世界によさこいを広める「よさこいアンバサダー」その活動とは | 【高知県公式】高知県のあれこれまとめサイト「高知家の◯◯」

YOSAKOIソーラン祭り 公式ホームページ

高知県の観光スポット10選

1. 城郭の美しさと歴史を体感する「高知城」

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高知市にある「高知城」は、江戸時代の日本の城郭建築の貴重な遺構として知られています。天守や本丸御殿をはじめ、本丸の建物群がすべて現存するのは高知城だけです。1601年に山内一豊によって築かれたこの城は、秋には紅葉に囲まれた美しい景観が広がり、天守閣からは高知市内が一望できます。歴史好きだけでなく、絶景を楽しみたい観光客にもおすすめのスポットです。また、高知城の周辺には広々とした公園があり、のんびりとした散策も楽しめます。秋の澄んだ空気の中で、日本の歴史を感じながらゆっくりと過ごすひと時は、旅の思い出をより豊かにしてくれるでしょう。

高知城 公式ホームページ | Kochi Castle Official Website

2. 坂本龍馬像と太平洋の雄大な眺め「桂浜」

高知を代表する景勝地の一つ「桂浜」は、太平洋を一望できる絶景の場所です。白砂の浜辺と松林が織りなす美しい景色が特徴で、波打ち際を散歩しながら、広がる海の雄大さを感じることができます。

また、桂浜は土佐が生んだ幕末の英雄・坂本龍馬が幼い頃に太平洋を見て育った場所ともいわれ、その象徴として「坂本龍馬像」が立っています。この像は観光客に人気の撮影スポットで、龍馬ファン必見の場所です。広がる海を眺めれば、龍馬の足跡を感じることができるでしょう。

【公式】桂浜公園 KATSURAHAMA PARK

3. 高知県の民謡「よさこい節」に歌われた「はりまや橋」

「土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た」とよさこい節に歌われた「はりまや橋」は、江戸時代、堀川を挟んで商売を行っていた豪商・播磨屋(はりまや)と櫃屋(ひつや)が、互いの往来のために架けた私設の橋が起源だといわれている橋です。現在でも観光客や地元の人々が集うスポットとなっており、小さな赤い橋が特徴で、秋には紅葉と相まって美しい風景が広がります。
はりまや橋周辺には、おしゃれなカフェやレストランが多く立ち並び、散策の合間に地元の味覚を楽しむのもおすすめです。また、はりまや橋は「恋の橋」とも呼ばれ、恋愛成就のパワースポットとしても人気があります。秋のデートスポットとして訪れるのも素敵な思い出になるでしょう。
※はりまや橋は2024年10月15日から改修工事が行われる予定です

はりまや橋 - 高知市公式ホームページ

4. 植物愛好家の聖地「高知県立牧野植物園」

高知市内の五台山に広がる「高知県立牧野植物園」は、2023年に放映されたNHKの朝の連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルになった植物学者・牧野富太郎博士の業績を記念して設立されました。広大な敷地には、四季折々の草木や植物が展示され、訪れるたびに異なる風景を楽しむことができます。牧野博士の収集した日本の植物に関する展示や、学習スペースも充実しており、植物好きにはたまらない場所です。
高知県立牧野植物園では、温室での熱帯植物の観察や、季節ごとの花のイベントが催され、自然の美しさを満喫できます。五台山からは太平洋を一望することもでき、景色を楽しみながら散策するのもおすすめです。

高知県立牧野植物園 THE KOCHI PREFECTURAL MAKINO BOTANICAL GARDEN

5. アートと自然が融合する庭園「北川村 モネの庭」

高知市内から車で約90分。印象派を代表するフランスの画家クロード・モネの「睡蓮」の庭を再現した「北川村 モネの庭」は、安芸郡北川村にあります。青い睡蓮や季節ごとの花々が咲き誇る光景は圧巻で、まさにモネの絵画に迷い込んだかのような感覚を味わえます。この秋、東京・上野の国立西洋美術館で開催されている特別展「モネ 睡蓮のとき」で彼の作品に触れた人は、この庭園でその世界観を体感してみるのもおすすめです。都会の喧騒から離れた穏やかな空間で、モネの芸術と自然の調和に浸り、心に残るひとときを過ごせるでしょう。

北川村「モネの庭」マルモッタン

6. 家族で楽しめるアニメの世界「香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」

子どもから大人まで愛されている「アンパンマン」の作者、やなせたかし氏の故郷・香美市にある「香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」も見逃せません。やなせ氏の作品や生涯をたどる展示はもちろん、ミュージアム内にはカラフルで楽しいアトラクションがいっぱいです。小さなお子さんはもちろん、大人も懐かしさを感じながら楽しむことができます。
アンパンマンの世界に触れながら、絵本やアニメを通じて成長した記憶が蘇る体験ができるでしょう。子連れの旅行にもぴったりの場所で、家族みんなで笑顔になれること間違いなしです。

香美市立やなせたかし記念館

7. 神秘的な「仁淀ブルー」に息をのむ

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高知県の自然の中でひと際目を引くのが「仁淀川(によどがわ)」です。この川は「仁淀ブルー」と呼ばれる透明度の高い青色が特徴で、訪れる人々を驚かせます。過去には何度も国土交通省が調査する「水質が最も良好な河川」に選ばれており、その美しさは折り紙つきです。秋の青空の下で眺める仁淀ブルーはとくに美しく、その光景は一見の価値があります。

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川沿いのアクティビティも充実しており、カヌーやラフティング、川遊びを通じて自然を満喫することができます。水中に顔を近づけると、透き通った水の中に小さな魚が泳ぐ姿が見られるほどの透明度です。観光客には、仁淀川沿いをサイクリングしながら、自然と一体となる時間を楽しむプランも人気です。

一般社団法人 仁淀ブルー観光協議会

8. 弘法大師の足跡を辿る聖地「御厨人窟(みくろど)」

高知県室戸市にある「御厨人窟(みくろど)」は、弘法大師(空海)が若かりし頃に修行を積んだ場所として知られています。洞窟の中に入ると、厳かな空気が漂い、そこには自然の静けさと精神的な安らぎが感じられます。この地は、弘法大師が太平洋を見渡しながら悟りを開いたといわれており、静寂の中でじっくりと洞窟の神秘に触れることができることから、多くの人々が訪れています。
また、御厨人窟周辺には自然に囲まれた散策コースもあり、弘法大師の足跡を辿りながら、心静かに歩くことができるのも魅力の一つです。

御蔵洞(御厨人窟:みくろど) | 一般社団法人室戸市観光協会 公式ホームページ

御厨人窟の波音は「日本の音風景100選」に選ばれている

高知県室戸市の室戸岬・御厨人窟の波音は、環境省が選定した「日本の音風景100選」に選ばれています。室戸岬は、広がる太平洋の絶景とともに、風と波の音が心を落ち着けてくれる場所として知られています。とくに秋は涼しい風が吹き、波音が穏やかに響き渡る中、自然の音に耳を澄ませてリラックスすることができます。
室戸市には、他にも数多くの自然スポットがあるため、海岸沿いを散策しながら雄大な太平洋を眺め、日常の喧騒を忘れて自然と調和する時間を過ごせます。

御厨人窟 (みくろど) - 室戸市 ホームページ

日本の音風景100選

9. 神秘の鍾乳洞「龍河洞」

高知県香美市にある「龍河洞(りゅうがどう)」は、日本三大鍾乳洞の一つとして知られています。長い年月をかけて自然が作り出した鍾乳石の数々は、まるで異世界に迷い込んだような神秘的な空間を作り出しています。洞窟内の探検ツアーでは、ガイド付きで細かな鍾乳石の成り立ちや歴史について学ぶことができ、自然の偉大さに感動すること間違いなしです。

国指定史蹟天然記念物 龍河洞

10. 高知名物カツオを味わう「ひろめ市場」「日曜市」

高知県のグルメといえば「カツオ」です。とくに秋は脂が乗った「戻りカツオ」が旬を迎える季節。カツオの表面を火で軽く炙り、外側の香ばしさと内側のしっとりとした食感を楽しむ「カツオのたたき」が非常に人気です。薬味にネギやにんにくを使い、ポン酢や塩で味わうのが一般的です。新鮮でおいしいカツオは、高知の“食”が集う「ひろめ市場」や、高知髄一の繁華街「高知市追手筋」で300年以上続くマルシェ「日曜市」で味わえます。

ひろめ市場

日曜市 - 高知市公式ホームページ

【番外編】高知県の温泉

自然が織りなす四季の彩り、心をほどく美人の湯「べふ峡温泉」

べふ峡温泉は、高知県と徳島県との県境近くの「べふ峡」という美しい渓谷にあり、壮大な自然に溶け込む秘境のような温泉です。温泉施設の露天風呂からは、四季折々に変わる美しい山々や渓谷の景色を眺めながら入浴することができ、とくに秋の紅葉の時期は絶景です。べふ峡温泉のお湯はナトリウム炭酸水素塩泉で、柔らかい泉質が特徴。肌にやさしく、しっとりとした湯上がり感があり、「美肌の湯」としても評判です。体を芯から温め、日頃の疲れやストレスを解きほぐしてくれるべふ峡温泉は、心身ともにリフレッシュしたい人に最適です。※べふ峡温泉はリニューアルオープンに向け2024年4月より休館中

べふ峡温泉(高知県)の温泉・旅行ガイド(2024年版)|人気・おすすめ温泉情報【ゆこゆこ】

自然の美しさと地域の温かさが溢れる高知県。秋の涼しい風の中で、高知県の特別な思い出を作りましょう。

※参考サイトの最終アクセスはすべて2024年10月18日

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