横浜花博2027(GREEN×EXPO)駐車場|事前予約制・台数・予約方法まとめ

2027年3月19日から9月26日まで、横浜市の旧上瀬谷かみせや通信施設で開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」(通称:横浜花博・グリーンエキスポ)。家族連れで大荷物を抱えて行くパパ・ママや、遠方から横浜観光を兼ねて訪れる方にとって、「車で行きたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、横浜花博の駐車場は「事前予約・事前決済制」が基本です。当日ふらっと会場に行っても、駐車できない可能性があります。

この記事では、2026年2月に発表された「来場者輸送実施計画 第2版」に基づき、駐車場の台数や予約の仕組み、車で行く場合の注意点をわかりやすく解説します。

横浜花博の駐車場は「予約制」が基本

GREEN×EXPO 2027 横浜花博 会場駐車場のイメージ図

横浜花博では、会場駐車場に事前予約・事前決済制が導入される予定です。これは、来場者が集中する時間帯の混雑を緩和するための仕組みです。

予約時に来場時間帯を選択し、決済まで事前に済ませておくことで、駐車場の入り口で支払いに手間取って道路上に渋滞が伸びる事態を防ぎます。さらに、駐車場ゲートそのものが道路から会場敷地内通路を経由して十分に引き込んだ位置に設置されるため、入場待ちの車列が周辺道路にあふれない設計になっています。

つまり、予約なしで当日会場に向かっても、満車で駐車できない可能性があるということ。車での来場を予定している方は、必ず事前に駐車場を予約しておきましょう。

駐車場の台数と運営会社

会場駐車場の台数

2026年2月に発表された「GREEN×EXPO 2027 来場者輸送実施計画 第2版」によると、会場駐車場の規模は以下のとおりです。

自家用車 約6,500台(北側約5,900台+西側約600台)
障がい者用駐車区画 約200台(北側駐車場・会場ゲート近傍)
おもいやり駐車場 約90台(高齢者・妊産婦・けが人等も利用可)
自動二輪車(バイク) 約1,000台(北側駐車場のみ)
団体バス 約680台(北側約430台+西側約250台)
自転車(駐輪場) 約1,700台
会場外駐車場(パークアンドライド) 合計約700台+提携駐車場(コインパーキング連携)

自家用車約6,500台というのは、大規模イベントとしては一定の規模ですが、繁忙期には1日10万人以上の来場が見込まれるため、必ずしも余裕があるとは言えません。

また、会場外には「パークアンドライド」用の駐車場も設置されます。会場から離れた場所に車を停め、そこからシャトルバスで会場に向かう仕組みで、具体的な駐車場の場所も発表されています(詳細は後述)。

運営はタイムズ24

駐車場予約システムの構築・運営は、タイムズ24株式会社を中心とする共同企業体が担当します。2025年10月に博覧会協会との契約が締結されました。

タイムズ24は、2025年の大阪・関西万博でも会場外駐車場の予約・決済システムを提供した実績があり、そのノウハウを活かしてシステムを構築するとしています。

会場駐車場は「北側」「西側」の2か所構成

会場駐車場は1か所にまとまっているわけではなく、来場ルートに応じて北側駐車場と西側駐車場の2か所に分かれています。どちらに停めるかで会場までのアクセスルートが変わるため、予約時に方面を確認することが重要です。

北側駐車場(メイン)

  • 収容台数:自家用車約5,900台+障がい者用約200台+おもいやり約90台+バイク約1,000台
  • 主な利用想定:東名高速道路・国道246号・保土ヶ谷バイパスなど、東京方面から来場する場合
  • 主なIC:横浜町田IC、上川井IC方面からのアクセス
  • 特徴:会場ゲートに近く、障がい者用駐車区画とおもいやり駐車場、自動二輪車駐車場はすべて北側のみ

西側駐車場(サブ)

  • 収容台数:自家用車約600台
  • 主な利用想定:会場南側方面(厚木街道・国道467号など)から来場する場合
  • 注意点:バイクや障がい者用区画は用意されていないため、これらの利用者は北側駐車場を選択

事前予約時に方面を選択することで、来場ルートに合った駐車場へ案内される仕組みです。北側方面から西側駐車場へ、あるいはその逆へ会場周辺を回り込もうとすると、生活道路への流入や周辺渋滞の原因になるため、必ず案内された駐車場・推奨ルートを利用しましょう。

なぜ予約制なのか?混雑対策の背景

繁忙期は1日10.5万人が来場

横浜花博は、192日間の開催期間中に約1,200万人の来場が見込まれています。特に混雑が予想されるのは、ゴールデンウィークや9月の土日祝日などの「繁忙期」です。

公式の輸送計画によると、繁忙期には1日あたり最大10.5万人の来場が想定されています。さらに、午前9時〜10時台に来場者の約3割が集中すると予測されており、この時間帯に車が殺到すると深刻な渋滞が発生するリスクがあります。

自家用車での来場者数

繁忙期における交通手段別の来場者数(1日あたり)は、以下のように想定されています。

交通手段 来場者数(1日) 割合
公共交通機関(シャトルバス等) 約44,000人 約42%
自家用車 約32,000人 約30%
団体バス 約24,000人 約23%
徒歩・自転車等 約5,000人 約5%

※自家用車は1台あたり約3人乗車を想定。繁忙期には1日約10,600台の自家用車が会場周辺に流入すると見込まれています(うち会場駐車場へは予約に基づき約6,500台、残りはパークアンドライド駐車場・提携駐車場へ)。

これが、駐車場の事前予約制を導入する大きな理由です。予約時に来場時間帯を分散させることで、道路や駐車場の混雑を計画的に緩和する狙いがあります。

予約方法・料金は今後発表予定

駐車場の予約方法や料金については、2026年4月時点ではまだ詳細が発表されていません。タイムズ24が予約システムを構築中で、開催が近づくにつれて公式サイトで案内される見込みです。

協会は、来場者輸送実施計画の第3版を2026年夏頃にとりまとめる予定としており、予約方法・料金などの詳細はこのタイミングで明らかになる可能性が高いとみられます。

発表され次第、本記事も更新予定です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

車で行く場合の注意点

予約なしだと停められない可能性がある

繰り返しになりますが、横浜花博の駐車場は事前予約・事前決済制です。特に繁忙期(GW、夏休み、9月の土日祝など)は予約が埋まりやすいと予想されるため、早めの予約をおすすめします。

夕方以降は団体バス駐車場が自家用車用に転用される

通常期(土休日)や繁忙期には、夕方以降の団体バス駐車場の一部空き区画を自家用車用に転用する運用が予定されています。日中の予約が取れなかった場合でも、夕方からの来場であれば駐車場の選択肢が広がる可能性があります。詳細な運用ルールは、第3版以降の公式発表で明らかになる見込みです。

周辺道路は渋滞が予想される

横浜花博(GREEN×EXPO 2027)会場までの自動車交通アクセスマップ。東名高速道路の横浜町田IC、国道16号保土ヶ谷バイパスの上川井ICが最寄り。国道246号、八王子街道、環状4号線などの主要道路を示した図
会場までの主な自動車アクセスルートと最寄りインターチェンジ

会場周辺の主要道路では、開催期間中に渋滞が発生する可能性があります。交通量の推計によると、環状4号線八王子街道では、現況の時間最大交通量を超える時間帯が発生する可能性があると予測されています。

繁忙期に会場へ向かう車両の想定台数(1日あたり):

  • 自家用車:約10,600台(会場駐車場・会場外駐車場の合計)
  • シャトルバス:約3,500台
  • 団体バス:約680台

特に混雑が予想される道路・時間帯:

  • 混雑が予想される道路:東名高速道路、保土ヶ谷バイパス、環状4号線、八王子街道
  • 入場時の混雑ピーク:午前9時〜10時台(来場者の約3割が集中)
  • 退場時の混雑ピーク:20時〜21時台(夜間開園日には約1.8万人が退場)

時間に余裕を持って出発するか、混雑する時間帯を避けて来場することをおすすめします。

パークアンドライド駐車場という選択肢

繁忙期には、会場から離れた場所に車を停めてシャトルバスや鉄道で会場に向かう「パークアンドライド」が用意されます。場所は以下のとおりです。

駐車場 所在地 収容台数
イオンモール大和駐車場・
イトーヨーカドー大和鶴間店駐車場
大和市下鶴間1-2-1/1-3-1 合計約500台
相模大野立体駐車場 相模原市南区相模大野4-4-2 約200台

これに加えて、会場近傍4駅より離れた駅周辺のコインパーキングを「提携駐車場」として活用し、駅から鉄道で会場4駅まで向かうパークアンドレールライド方式も案内される予定です。町田駅、成瀬駅、つくし野駅、長津田駅、中山駅、鴨居駅、かしわ台駅、さがみ野駅、大和駅、希望ヶ丘駅、二俣川駅、西谷駅、鶴ヶ峰駅など、会場周辺20駅前後がプロットされています。

パークアンドライド駐車場も事前予約制です。提携駐車場(コインパーキング)は会場駐車場が満車の際の補完として、主に繁忙期に活用されます。

シャトルバス利用も選択肢に

渋滞を避けたい場合は、シャトルバスの利用も検討しましょう。瀬谷せや駅、三ツ境みつきょう駅、南町田グランベリーパーク駅、十日市場とおかいちば駅の4駅からシャトルバスが運行されます。シャトルバスも事前予約制で、運行時間は8:30〜22:30の予定です。

電車とシャトルバスを組み合わせれば、駐車場の予約や渋滞を気にせず来場できます。

会場周辺の道路整備状況

横浜花博の開催に向けて、会場周辺では渋滞解消と交通容量拡大のための道路整備が進められています。

整備箇所 内容 状況
環状4号線(目黒交番前交差点) 交差点の立体化 工事中
八王子街道(市道五貫目第33号線) 2車線→4車線に拡幅 工事中
上川井IC出口(横浜方面) 出口の拡幅 2024年8月末完了
地区内幹線街路 新設(4車線) 工事中
瀬谷地内線 新設(相鉄本線アンダーパス含む) 工事中
三ツ境下草柳線〜瀬谷地内線 新設 工事中

これらの整備により、繁忙期においても現状を大きく超える混雑は想定されていません。ただし、ひとたび渋滞が発生すると緩和に時間を要し、シャトルバスの運行にも影響するおそれがあるため、時間に余裕を持った行動が推奨されています。

会期中の交通混雑緩和への協力要請

横浜花博の開催期間中は、来場者だけでなく周辺地域の住民や企業にも交通混雑緩和への協力が呼びかけられる予定です。これは「TDM(交通需要マネジメント)」と呼ばれる取り組みで、2025年の大阪・関西万博でも実施されました。

TDMで呼びかけられる主な内容

  • 移動量の削減:テレワークの実施、オンライン会議の活用
  • 時間帯の分散:時差出勤、フレックスタイムの活用、納品時間の変更
  • ルートの変更:混雑エリアを避けた通勤ルートへの変更、サテライトオフィスの活用

来場者への影響

TDMは主に周辺地域の企業・住民向けの取り組みですが、来場者にとっても「混雑緩和のために多方面で努力が行われている」ことを知っておくと、渋滞に遭遇した際のストレス軽減につながるかもしれません。

横浜市・神奈川県・博覧会協会を事務局とする「GREEN×EXPO 2027 交通円滑化推進会議」が2025年12月に設置され、2026年にはトライアルを実施したうえで、会期中は混雑状況に応じて協力の呼びかけが行われる予定です。

よくある質問

予約なしでも駐車できますか?

会場駐車場は事前予約・事前決済制のため、予約なしでの駐車はできません。特に繁忙期は満車が予想されるため、早めの予約をおすすめします。

駐車料金はいくらですか?

2026年4月時点では、駐車料金は発表されていません。2026年夏頃にとりまとめ予定の「来場者輸送実施計画 第3版」で詳細が明らかになる見込みです。

障がい者用駐車場はありますか?

会場ゲートに近い北側駐車場に、障がい者用駐車区画が約200台分整備されます。サイズは4.6m×9mが約30台、3.5m×6mが約170台です。さらに、障がいの有無を問わず移動に配慮が必要な方(高齢者・妊産婦・けが人など)も利用できる「おもいやり駐車場」が約90台分用意されます。いずれも事前予約制です。

バイクは停められますか?

自動二輪車用の駐車場は北側駐車場のみに約1,000台分整備されます。西側駐車場にはバイク用区画はないので注意が必要です。

自転車で行きたいのですが、駐輪場はありますか?

自転車駐輪場は約1,700台分が整備される予定です。シェアサイクルポートも会場内および会場近傍4駅周辺に新設・増設される計画で、自転車通行空間の整備にあわせて推奨ルートも設定されます。

パークアンドライドとは何ですか?

会場から離れた駐車場に車を停め、そこからシャトルバスで会場に向かう仕組みです。イオンモール大和駐車場・イトーヨーカドー大和鶴間店駐車場(合計約500台)と相模大野立体駐車場(約200台)に用意されます。これに加えて、会場近傍4駅より離れた駅周辺のコインパーキング(提携駐車場)から鉄道で会場4駅まで向かう「パークアンドレールライド」方式も案内されます。

まとめ

横浜花博(GREEN×EXPO 2027)の駐車場についてまとめると、以下のポイントが重要です。

  • 事前予約・事前決済制:当日ふらっと行っても停められない可能性あり
  • 2か所構成:北側駐車場(メイン・約5,900台)と西側駐車場(約600台)
  • 台数:自家用車約6,500台、自動二輪約1,000台、団体バス約680台、自転車約1,700台
  • 運営:タイムズ24が予約システムを構築・運営
  • パークアンドライド:イオンモール大和、相模大野立体駐車場で合計約700台+提携コインパーキング(パークアンドレールライド)
  • 渋滞リスク:繁忙期は周辺道路の混雑が予想される(特に午前9〜10時台、20〜21時台)
  • 道路整備:環状4号線や八王子街道の拡幅・立体化が進行中

予約方法や料金などの詳細は、2026年夏頃にとりまとめ予定の「来場者輸送実施計画 第3版」で明らかになる見込みです。車での来場を予定している方は、公式情報をこまめにチェックして、早めに予約を済ませておきましょう。

※記載の情報は2026年4月時点のものです。予約方法や料金などの詳細は、公式サイトで最新情報をご確認ください。

※駐車場の台数や運用方法は変更になる場合があります。

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