西国三十三所 一覧表【2026】難所4ヶ所&週末モデルコース付き|保存版

西国三十三所をイメージしたAI生成画像
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西国三十三所さいごくさんじゅうさんしょの一覧表をお探しの方へ。この記事では、全33札所の名称・住所・アクセス情報を一覧表でまとめました。

この記事でわかること:

  • 全33札所の一覧表(名称・住所・アクセス・★難所マーク付き)
  • 地域別おすすめルート&混雑回避のコツ
  • 巡礼の持ち物チェックリスト
  • 費用シミュレーション(御朱印・拝観料+総費用の目安)

巡礼の計画にお役立てください。まずは一覧表をご覧ください。

西国三十三所 全33札所一覧表

近畿きんき2府4県と岐阜県ぎふけんに点在する全33札所の一覧です。★難所マークは山道や長い石段があり体力が必要な札所、は特におすすめの季節です。

番号 山号・寺院名 所在地 御本尊 ベストシーズン アクセス
1 那智山なちざん 青岸渡寺せいがんとじ 和歌山県那智勝浦町なちかつうらちょう 如意輪観音 4〜5月・10〜11月 JR紀伊勝浦駅からバス約30分
2 紀三井山きみいさん 金剛宝寺こんごうほうじ紀三井寺きみいでら 和歌山県和歌山市 十一面観音 3〜4月(桜) JR紀三井寺駅から徒歩約10分
3 風猛山ふうもうざん 粉河寺こかわでら 和歌山県紀の川市きのかわし 千手観音 通年 JR粉河駅から徒歩約15分
4 槇尾山まきおざん 施福寺せふくじ ★難所 大阪府和泉市いずみし 千手観音 4〜5月・10〜11月(涼しい時期) 泉北高速和泉中央駅からバス+徒歩約30分
5 紫雲山しうんざん 葛井寺ふじいでら 大阪府藤井寺市ふじいでらし 千手観音(国宝) 毎月18日(御開帳) 近鉄藤井寺駅から徒歩約5分
6 壺阪山つぼさかさん 南法華寺みなみほっけじ壷阪寺つぼさかでら 奈良県高取町たかとりちょう 十一面観音 4月(桜大仏) 近鉄壺阪山駅からバス約15分
7 東光山とうこうざん 龍蓋寺りゅうがいじ岡寺おかでら 奈良県明日香村あすかむら 如意輪観音 4〜5月(シャクナゲ) 近鉄橿原神宮前駅からバス約25分
8 豊山ぶざん 長谷寺はせでら 奈良県桜井市さくらいし 十一面観音 4〜5月(牡丹)・11月(紅葉) 近鉄長谷寺駅から徒歩約15分
9 興福寺こうふくじ 南円堂なんえんどう 奈良県奈良市 不空羂索観音(国宝) 通年(奈良観光と併せて) 近鉄奈良駅から徒歩約5分
10 明星山みょうじょうざん 三室戸寺みむろとじ 京都府宇治市うじし 千手観音 6月(あじさい) 京阪三室戸駅から徒歩約15分
11 深雪山みゆきやま 上醍醐かみだいご 准胝堂じゅんていどう ★難所 京都府京都市伏見区ふしみく 准胝観音 4〜5月・10〜11月(涼しい時期) 地下鉄醍醐駅から徒歩+山道約60分
12 岩間山いわまさん 正法寺しょうほうじ岩間寺いわまでら 滋賀県大津市おおつし 千手観音 通年 JR石山駅からバス約20分
13 石光山せっこうざん 石山寺いしやまでら 滋賀県大津市 如意輪観音 11月(紅葉)・3月(梅) 京阪石山寺駅から徒歩約10分
14 長等山ながらさん 園城寺おんじょうじ三井寺みいでら 滋賀県大津市 如意輪観音 4月(桜)・11月(紅葉) 京阪三井寺駅から徒歩約10分
15 新那智山しんなちさん 今熊野観音寺いまくまのかんのんじ 京都府京都市東山区ひがしやまく 十一面観音 11月(紅葉の穴場) JR東福寺駅から徒歩約15分
16 音羽山おとわさん 清水寺きよみずでら 京都府京都市東山区 千手観音 通年(早朝6時がおすすめ) 京阪清水五条駅から徒歩約25分
17 補陀洛山ふだらくさん 六波羅蜜寺ろくはらみつじ 京都府京都市東山区 十一面観音 通年 京阪清水五条駅から徒歩約7分
18 紫雲山しうんざん 頂法寺ちょうほうじ六角堂ろっかくどう 京都府京都市中京区なかぎょうく 如意輪観音 通年(街中でアクセス◎) 地下鉄烏丸御池駅から徒歩約3分
19 霊麀山れいゆうざん 行願寺ぎょうがんじ革堂こうどう 京都府京都市中京区 千手観音 通年 地下鉄丸太町駅から徒歩約10分
20 西山にしやま 善峯寺よしみねでら 京都府京都市西京区にしきょうく 千手観音 6月(あじさい)・11月(紅葉) 阪急東向日駅からバス約30分
21 菩提山ぼだいさん 穴太寺あなおじ 京都府亀岡市かめおかし 聖観音 通年 JR亀岡駅からバス約15分
22 補陀洛山ふだらくさん 総持寺そうじじ 大阪府茨木市いばらきし 千手観音 通年 阪急総持寺駅から徒歩約5分
23 応頂山おうちょうざん 勝尾寺かつおうじ 大阪府箕面市みのおし 十一面観音 11月(紅葉) 北大阪急行千里中央駅からバス約30分
24 紫雲山しうんざん 中山寺なかやまでら 兵庫県宝塚市たからづかし 十一面観音 通年(安産祈願で有名) 阪急中山観音駅から徒歩約1分
25 御嶽山みたけさん 清水寺きよみずでら(播州清水寺) 兵庫県加東市かとうし 千手観音 通年 JR相野駅からタクシー約25分
26 法華山ほっけさん 一乗寺いちじょうじ 兵庫県加西市かさいし 聖観音 11月(紅葉) 北条鉄道法華口駅からタクシー約10分
27 書寫山しょしゃざん 圓教寺えんぎょうじ 兵庫県姫路市ひめじし 如意輪観音 11月(紅葉) JR姫路駅からバス+ロープウェイ
28 成相山なりあいさん 成相寺なりあいじ 京都府宮津市みやづし 聖観音 4〜5月(天橋立と併せて) 天橋立駅からバス+ケーブル+バス
29 青葉山あおばさん 松尾寺まつのおでら 京都府舞鶴市まいづるし 馬頭観音 通年 JR松尾寺駅から徒歩約50分
30 竹生島ちくぶしま 宝厳寺ほうごんじ 滋賀県長浜市ながはまし 千手観音 4〜10月(船の運航多い) 長浜港または今津港から船約30分
31 姨綺耶山いきやさん 長命寺ちょうめいじ ★難所 滋賀県近江八幡市おうみはちまんし 千手・十一面・聖観音 4〜5月・10〜11月(涼しい時期) JR近江八幡駅からバス+石段808段
32 繖山きぬがささん 観音正寺かんのんしょうじ ★難所 滋賀県近江八幡市 千手観音 4〜5月・10〜11月(涼しい時期) JR能登川駅からタクシー+山道
33 谷汲山たにぐみさん 華厳寺けごんじ 岐阜県揖斐川町いびがわちょう 十一面観音 4月(桜)・11月(紅葉) 養老鉄道揖斐駅からバス約25分

地図で見る西国三十三所

全33札所の位置を地図で確認できます。画像をタップすると、公式サイトの地図ページが開きます。

 近畿2府4県と岐阜県に点在する西国三十三所の全札所プロット図(日本遺産認定)

近畿2府4県と岐阜県に点在する西国三十三所の全札所プロット図(日本遺産認定)(タップで公式サイトの地図が開きます)

★難所の4ヶ所(第4番・施福寺、第11番・上醍醐、第31番・長命寺、第32番・観音正寺)は山道や長い石段があります。地図でルートを確認しながら、巡礼計画を立ててみてください。

📌 この一覧表と地図を保存しておくと便利です。スマホでブックマークするか、印刷して巡礼のお供にどうぞ。

西国三十三所とは?

西国三十三所の概要

西国三十三所は、日本最古の巡礼路の一つとして知られ、2019年には日本遺産にも認定されました。近畿2府4県(京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)と岐阜県に点在する33カ所の観音菩薩かんのんぼさつを祀る寺院を巡る巡礼です。

西国三十三所の歴史

起源は奈良時代(8世紀)にさかのぼり、徳道上人とくどうしょうにんが開創したと伝えられています。その後、平安時代中期に花山法皇かざんほうおうが再興し、室町時代には庶民にも広まりました。「三十三」という数は、観音菩薩が衆生を救うとき33の姿に変化するという信仰に由来しています。

巡礼の意義と現代での楽しみ方

すべての札所を巡ると「満願」となり、極楽往生ができると信じられています。現代では、信仰としてだけでなく、歴史や文化に触れる旅、御朱印集めを楽しむ旅としても人気です。

巡礼の順番とおすすめルート

基本の順番(第一番〜第三十三番)

西国三十三所には第一番から第三十三番まで順番がついていますが、必ずしも順番通りに回る必要はありません。好きな順番で巡ればよく、期限も決まっていません。地域ごとにまとめて回る方が効率的です。

地域別おすすめルート

【和歌山エリア】第1番〜第3番(1日コース)

巡礼の出発点。第1番青岸渡寺せいがんとじ那智なちの滝と三重塔の絶景が見どころ。第2番・第3番は和歌山市内から車で回れます。

💡 混雑回避のコツ:那智山は午前中が比較的空いています。駐車場も午後になると混雑するため、9時頃の到着がおすすめ。

【奈良・大阪エリア】第4番〜第9番(1〜2日コース)

第4番施福寺せふくじは「西国一の難所」と呼ばれる山道があります。第8番長谷寺はせでらは「花の御寺」として四季折々の花が楽しめます。

💡 難所攻略のコツ:施福寺は真夏を避け、涼しい時期の午前中に。水分は多めに持参し、休憩しながら登りましょう。

【京都エリア】第10番〜第21番(2〜3日コース)

最も札所が多いエリア。第16番清水寺きよみずでらは世界遺産。京都市内は公共交通機関での移動が便利です。

💡 混雑回避のコツ:清水寺は早朝6時の開門直後が狙い目。観光客が少なく、朝の清々しい空気の中で参拝できます。

【兵庫エリア】第22番〜第27番(1〜2日コース)

第27番圓教寺えんぎょうじは「西の比叡山」と呼ばれ、映画『ラストサムライ』のロケ地にもなりました。ロープウェイで山上へ。

【滋賀・岐阜エリア】第28番〜第33番(1〜2日コース)

琵琶湖周辺の札所と、満願の寺・第33番華厳寺けごんじ。第30番宝厳寺ほうごんじ竹生島ちくぶしまにあり、船での移動が必要です。

💡 竹生島のコツ:船の最終便に注意!島での滞在時間は約80分が目安。事前に時刻表を確認しておきましょう。

効率的な回り方のコツ

公共交通機関の場合は、駅から近い札所(第5番、第9番、第24番など)から始めるのがおすすめ。車の場合は、駐車場から本堂まで距離がある札所の情報を事前に確認しておきましょう。

代表的な札所5選

第1番 青岸渡寺せいがんとじ(和歌山県)

那智なちの滝を背に佇む巡礼の出発点。三重塔と那智の滝が一緒に見える絶景は、西国巡礼のシンボルとして知られています。熊野古道とあわせて訪れる方も多いです。

第8番 長谷寺はせでら(奈良県)

「花の御寺」として親しまれ、春の牡丹ぼたん、秋の紅葉が見事。約400段の登廊のぼりろうは段差が低く、ゆっくり歩けます。本堂の十一面観音は高さ約10メートルの迫力ある姿です。

第13番 石山寺いしやまでら(滋賀県)

紫式部が『源氏物語』を起筆した地として有名。境内には天然記念物の「硅灰石けいかいせき」がそびえ、国宝の多宝塔は日本最古とされています。

第16番 清水寺きよみずでら(京都府)

「清水の舞台」で知られる世界遺産。観光客で混雑するため、早朝6時の開門直後が狙い目です。音羽おとわの滝で願掛けもできます。

第33番 華厳寺けごんじ(岐阜県)

西国巡礼の終着点「満願の寺」。参道の桜並木が美しく、門前町では「満願そば」や「椎茸」が名物です。御朱印は「過去」「現在」「未来」の3種類をいただけます。

巡礼にかかる費用と日数

所要日数の目安

バスツアーで全33札所を一度に回る場合は7〜10日程度が目安です。個人で公共交通機関を使う場合は移動に時間がかかるため、これより長めに見積もることをおすすめします。週末を利用して分割する場合は6ヶ月〜1年程度かける方が多いようです。急がず、自分のペースで巡りましょう。

費用シミュレーション

全33札所を巡る場合の費用目安です。ご自身の計画に合わせて参考にしてください。

項目 単価 数量 小計
御朱印代 300〜500円 ×33ヶ所 約10,000〜17,000円
拝観料 0〜600円 ×33ヶ所 約5,000〜10,000円
ロープウェイ・船など 500〜2,000円 ×5ヶ所程度 約3,000〜6,000円
御朱印・拝観の合計 約18,000〜33,000円

※上記は御朱印代・拝観料のみの金額です。交通費・宿泊費は別途必要で、巡礼全体の総費用は大きく変わります。

💰 総費用の目安(参考)
・日帰りを重ねる場合:5〜10万円程度(交通費+御朱印・拝観料)
・宿泊しながら回る場合:15〜25万円程度(交通費+宿泊費+御朱印・拝観料)
・バスツアー利用の場合:20〜30万円程度(ツアー代に大半が含まれる)
※出発地や宿泊グレード、回り方によって大きく異なります

費用を抑えるコツ

  • 地域ごとにまとめて回り、移動回数を減らす
  • 早朝出発で日帰り範囲を広げる
  • 鉄道のフリーきっぷを活用する(関西1デイパスなど)

巡礼の持ち物チェックリスト

西国三十三所を巡る際に必要な持ち物をまとめました。出発前にご確認ください。

📋 必需品

  • □ 御朱印帳(納経帳)
  • □ 小銭(100円玉・500円玉を多めに)
  • □ 歩きやすい靴(スニーカー推奨)
  • □ 飲み物(特に難所では必須)
  • □ タオル・ハンカチ

📋 あると便利なもの

  • □ 輪袈裟(わげさ)・数珠 ※なくてもOK
  • □ 納め札(各寺で購入可)
  • □ 雨具(折りたたみ傘・レインコート)
  • □ 帽子・日焼け止め(夏場)
  • □ 防寒着(山間部は冷えることも)
  • □ モバイルバッテリー
  • □ この記事のブックマーク📱

📋 難所に行くときの追加装備

  • □ トレッキングシューズ
  • □ ストック(杖)
  • □ 水分は多めに(500ml×2本以上)
  • □ 軽食・塩分補給タブレット
  • □ 着替え(汗をかくため)

一般的に難所とされる4ヶ所は第4番施福寺せふくじ、第11番上醍醐かみだいご、第31番長命寺ちょうめいじ、第32番観音正寺かんのんしょうじ。しっかり準備して臨みましょう。

御朱印のいただき方とマナー

御朱印は参拝の証としていただくものです。基本的な手順とマナーを押さえておきましょう。

  • Step 1:まず本堂で参拝を済ませる
  • Step 2:授与所・納経所で御朱印をお願いする
  • Step 3初穂料はつほりょう納経料のうきょうりょう(300〜500円)を納める
  • Step 4:御朱印をいただいたらお礼を伝える

御朱印帳は西国三十三所専用のものも販売されていますが、一般的な御朱印帳でも問題ありません。

よくある質問

西国三十三所を回るのに何日かかりますか?

全33札所を回る場合、7〜10日程度が目安です。週末を利用して分割する場合は3〜6ヶ月程度かかります。

巡礼の費用はどれくらいかかりますか?

御朱印代・拝観料だけで約18,000〜33,000円。交通費・宿泊費を含めた総費用は、日帰り中心なら5〜10万円、宿泊しながらなら15〜25万円程度が目安です。

順番通りに回る必要がありますか?

順番通りでなくても問題ありません。地域ごとにまとめて回る方が効率的で、多くの方がこの方法を選んでいます。

西国三十三所と坂東三十三観音の違いは?

西国三十三所は関西エリア(近畿2府4県+岐阜県)、坂東三十三観音は関東エリアの巡礼です。どちらも観音菩薩を祀る33カ所を巡ります。

難所はどこですか?攻略法はありますか?

難所は第4番・施福寺、第11番・上醍醐、第31番・長命寺、第32番・観音正寺の4ヶ所。涼しい時期の午前中に、水分を多めに持参して挑みましょう。

まとめ

西国三十三所は、1300年以上の歴史を持つ日本最古の巡礼路の一つです。全33札所を一度に回る必要はなく、地域ごとに分けて、自分のペースで巡ることができます。

この記事では、全33札所の一覧表に加えて、難所マークベストシーズン混雑回避のコツ持ち物チェックリストをまとめました。巡礼の計画にお役立ていただければ幸いです。

満願の寺・華厳寺けごんじで「満願そば」を味わい、長い旅の達成感を噛みしめる——そんな素敵な巡礼になりますように。

※記載の情報は2026年1月時点のものです。拝観料やアクセス情報は変更になる場合があります。訪問の際は、最新の情報を公式サイト等でご確認ください。

【参考・参照サイト】※最終アクセスはすべて2026年1月9日

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