“厄をはね返す顔”が、75年ぶりに寺に戻るかもしれません。奈良の古刹・元興寺(がんごうじ)が、厄除け・疫病除けの寺宝「八雷神面」を奈良国立博物館から里帰りさせ、本堂改修や防犯強化を進めるクラウドファンディングを発表しました。目標は1215万円。受付期間は12/3〜1/31ですが、スタートダッシュ支援として銀行振込の事前申込も用意されています。

【プロジェクト概要】
・名称:八雷神面 里帰り&元興寺復興プロジェクト
・目的:寺宝の里帰り/本堂の改修・セキュリティ対策/参拝環境の改善
・期間:オンライン 2025年12月3日(水)〜 2026年1月31日(土)
・目標:1,215万円
・方法:READYFOR(カード可)+事前の銀行振込申込
なぜ「八雷神面」が厄除けなのか
9世紀の説話集『日本霊異記』には、雷の申し子である怪力の子が元興寺で出家し「道場法師」となり、夜毎現れる鬼を退治した際に“八雷神の鬼神の形相になった”とあります。この姿を写した面が信仰の対象となりました。ご利益は疫病・災難除け、雷火除け、邪鬼退散。19世紀には雨乞いの開帳も行われ、村々から貸出希望があった記録も残ります。奈良奉行・川路聖謨の訪問時には厨子に納められていたことが記されています。制作は室町後期〜江戸前期頃とされ、作者不詳。面は「八雷神」本体に、頭上の小鬼・龍、頬の二魂(顔)、さらに上部を外すと現れる三魂(顔)を加え、合計八つの顔で構成されると考えられています。
厄除け目線の“応援しやすい返礼”例
- 5,000円:拝観券および八雷神面御守カード
- 10,000円:令和版八雷神面護符
- 50,000円:昭和版八雷神面護符(限定30刷)
- 30,000円:元興寺五重大塔手ぬぐい(限定50枚)/八雷神面Tシャツ(限定30着)
- 50,000円 :塔婆ライトアップ拝観ご招待(住職案内・限定16名)。
※純粋応援のコースも5,000円から高額まで設定されています。
厄除けは“モノを持つ”だけでなく、“物語と場に関わる”こと。八雷神面の帰還は、個々の厄を越えて地域の文化を護る行いでもあります。年越し前後の大祓のタイミングに、あなたの一口を。詳細・最新情報はこちらのチラシやクラウドファンディングサイトからご確認ください。