【東京から約2時間】春の富山1泊2日・絶景&温泉&グルメ満喫プラン

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東京から北陸新幹線で約2時間とアクセス良好な富山県。実はこの時期、春ならではの絶景が数多く楽しめることをご存じでしょうか。雄大な北アルプスの残雪が彩る「立山黒部アルペンルート」はもちろんのこと、富山湾で獲れる海鮮グルメや、湯量豊富な宇奈月温泉など、魅力は尽きません。
そこで今回は、そんな“春の富山”の見どころをギュッと詰め込んだ、1泊2日のモデルコースを紹介します。移動は少なめに抑えつつ、自然の絶景とグルメ、温泉でしっかり癒されるプランを参考にしてみてください。

春の富山旅行プラン(1泊2日モデルコース)

見どころ満載の富山。特に春には「雪の大谷ウォーク」という迫力満点のイベントが行われ、高さ15mを超える雪壁の回廊を歩くことができます。また、あさひ舟川では「桜・菜の花・チューリップ・北アルプス」という“春の四重奏”と呼ばれる奇跡の風景が広がり、さらに富山湾のホタルイカが見せる神秘的な発光ショーまで楽しめます。

【1日目】春の四重奏&温泉で癒される1日

🚅08:00 ▶ 東京駅発 → 新幹線で富山へ
1日目は東京駅からスタート。北陸新幹線「かがやき号」に乗れば、富山駅までは約2時間10分ほど。車窓から徐々に移り変わる景色を眺めているうちに、あっという間に富山県に到着です。

🚶10:10 ▶ 富山駅到着
富山駅に着いたら、レンタカーやツアーバスなどを利用して移動をスタート。荷物は必要最小限にまとめ、動きやすい服装で観光を楽しみましょう。富山は車での移動が便利なので、ドライブ好きの方にもおすすめです。

🚗10:30 ▶ 朝日町へ移動(車で約40分)
まずは東端部に位置する朝日町へ。ドライブがてら立山連峰の稜線を眺めながら向かいましょう。途中、のどかな田園風景や北アルプスの山並みが視界に入り、春の陽気と相まって気分も高まります。

🌸11:10 ▶ あさひ舟川「春の四重奏」を楽しむ

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朝日町は、舟川べりの桜並木、周辺の菜の花、チューリップ、そして雪をいただく北アルプスが一度に見られる「春の四重奏」が有名。川沿いに咲き誇る桜と鮮やかな菜の花のコントラスト、足元に彩りを添えるチューリップ、さらに遠景には残雪の北アルプスという、他ではなかなかお目にかかれない贅沢な光景が広がります。
朝の時間帯から昼過ぎにかけては、太陽の光が花々にまっすぐ差し込み、より鮮やかな写真を撮影できるのでおすすめです。川面に桜の花びらがひらひらと舞い落ちる様子や、黄色の菜の花が風にそよぐ姿など、見どころは尽きません。ぜひカメラやスマホを片手に、たっぷりと春の空気を吸い込みながら散策してみてください。

😋12:30 ▶ 朝日町 or 黒部市でランチ

「春の四重奏」を堪能した後は、お待ちかねのランチタイム。富山といえば海鮮が有名ですが、白えびのかき揚げ丼や富山ブラックラーメンなどのご当地グルメや郷土料理も豊富です。

🍴白えび(かき揚げ)🍴

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富山湾の宝石とも呼ばれる白えびは、上品な甘みと軽い口当たりが魅力。かき揚げにするとサクサクとした食感が加わり、ご飯との相性は抜群です。

白えびのかき揚げ 富山県 | うちの郷土料理:農林水産省

🍴富山ブラックラーメン🍴

ご当地ラーメンとしても有名な黒醤油スープは、見た目よりもコク深い味わい。濃いめのスープなので、白ご飯と一緒に楽しむ人も多いです。

私のおすすめ富山ブラック4選!と富山ブラックの歴史 | ふぉとやまライター | 【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」

周辺には地元食材をたっぷり使ったレストランや、海鮮市場に隣接したお食事処が点在しています。黒部市の「魚の駅 生地(いくじ)」などもおすすめ。地元ならではの味を堪能しながら、午後の観光に向けてエネルギーチャージをしましょう。

🚗14:00 ▶ 宇奈月温泉へ移動(車で約40分)
食事の後は宿泊地へ向かいます。宇奈月温泉は富山県内で最も歴史のある温泉地のひとつで、黒部峡谷の玄関口としても知られます。黒部川沿いの温泉街には旅館やホテルが立ち並び、足湯や散策スポットも充実。自然豊かな山間の雰囲気をゆったりと楽しめるのが魅力です。

♨️14:40 ▶ 宇奈月温泉でのんびり湯めぐり

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旅館やホテルのチェックインを済ませたら、まずは温泉を満喫。宇奈月温泉は「富山県No.1」と評されるほど湯量が豊富で、泉質も柔らかく身体を芯から温めてくれます。宿によっては日帰り入浴プランを設けている場合もあるので、立ち寄り湯を楽しむのもよいでしょう。時間に余裕があれば、無料で楽しめる足湯スポットに立ち寄るのもおすすめ。「足湯 くろなぎ」では、黒部峡谷トロッコ列車の走行音を聞きながらほっと一息つけます。また、温泉噴水もユニーク。噴き出す温泉を眺めながら散策できる、宇奈月温泉ならではのスポットです。

宇奈月温泉旅館協同組合[富山県 黒部市] | 清らかな湯と、山の幸から海の幸、大自然に癒される

😋18:00 ▶ 宇奈月温泉で地元グルメディナー
夜は地元の新鮮な海の幸や郷土料理を楽しみましょう。富山湾のシンボルといえばホタルイカや白えび、マスなどが挙げられます。特にホタルイカは春先が旬で、沖漬けや酢味噌和えでいただくと、その独特の旨みを存分に味わうことができます。

🍴ホタルイカの酢味噌和え🍴
ホタルイカの独特の旨味と甘めの酢味噌が絶妙にマッチ。さっぱりとした味わいで、箸休めにもおすすめです。

ほたるいかの酢味噌和え 富山県 | うちの郷土料理:農林水産省

宇奈月温泉街の居酒屋や旅館の食事処では、ご当地ならではのメニューが豊富に揃っているので、ゆったりと贅沢なひとときを過ごしてみてください。

【2日目】雪の大谷&ホタルイカの発光ショー!

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🚗07:00 ▶ 立山黒部アルペンルートへ(宇奈月温泉から立山駅まで車で約1時間)
2日目は朝早めのスタート。少し眠いかもしれませんが、この日は「雪の大谷ウォーク」という春限定の絶景を堪能します。宇奈月温泉から立山駅までは車で約1時間ほど。途中の山道は景色も見応えがありますが、道が細い場所やカーブが多いところもあるので安全運転を心がけましょう。

🚶08:00 ▶ 「雪の大谷ウォーク」を体験!

立山黒部アルペンルートの玄関口・立山駅からケーブルカーやバスを乗り継いで向かう「室堂(むろどう)」周辺では、毎年4月中旬から6月中旬にかけて、雪の壁がそびえ立つ「雪の大谷ウォーク」が開催されます。冬の間に積もった雪を除雪してできる雪壁は、場所によっては高さ15m以上にもなる迫力。まるで雪の回廊の中を歩いているかのような感覚が味わえます。
ただし標高2,450mに位置する室堂付近は、春といってもまだまだ冷え込みが厳しく、足元も滑りやすいので注意が必要。防寒着や滑りにくい靴、手袋などの準備を忘れずに。天候や雪の状況によりイベント内容が変更になる場合もあるため、事前に公式情報をチェックしておきましょう。
室堂周辺は雪の大谷だけでなく、視界が開けた場所から見える立山連峰の絶景や、晴れた日には青空と白銀のコントラストを楽しむこともできます。歩き疲れたら室堂ターミナルで休憩し、立山ならではの山の恵みを生かした軽食やお土産コーナーを覗いてみるのもおすすめです。

立山黒部アルペンルート公式サイト

😋11:30 ▶ 立山駅周辺でランチ
雪の大谷を存分に堪能した後は、再び立山駅周辺まで戻りランチタイム。地元の食材を使った郷土料理や麺類、定食を提供する食堂が点在しています。立山連峰を眺めながらのランチは格別、温泉とセットになった日帰りプランを用意しているところもあるので、旅の疲れをここで癒すのもよいでしょう。

🚗13:00 ▶ 滑川市へ移動(車で約1時間)
午後は富山湾沿いの滑川市を目指します。道中では海岸線の風景や立山連峰を横目に、のんびりと旅の余韻に浸れます。途中、道の駅やサービスエリアで休憩しつつ向かいましょう。

🦑14:00 ▶ ほたるいかミュージアムで発光ショーを体験

滑川市にある「ほたるいかミュージアム」は、ホタルイカの生態や富山湾との深い関わりを学べる体験型の博物館です。なかでも見逃せないのが、春限定の“ほたるいか発光ショー”。実際に生きたホタルイカが放つ青白い光を、暗い水槽の中で間近に見ることができます。まるで星空を眺めているような神秘的な輝きに感動すること間違いなし。また、館内にはホタルイカをテーマにした展示コーナーなどもあります。ここを訪れれば、海洋生物としてのホタルイカがいかにユニークな存在なのかを実感できるはず。お子様連れやグループ旅行にもぴったりのスポットです。

ほたるいかミュージアム | スポット・体験 | 【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」

🚗16:00 ▶ 富山駅へ移動(車で約40分)
ほたるいかミュージアムを後にして、旅の締めくくりとして富山駅方面へ戻ります。途中、スーパーや道の駅に寄り道しながら、富山県ならではのお土産探しを楽しむのもいいでしょう。地元の人々の生活が感じられる雰囲気も旅情をかき立ててくれます。

🛒16:40 ▶ 富山駅周辺でお土産タイム
富山駅周辺には、大型商業施設や専門店が集まっており、駅構内にもお土産ショップが充実しています。富山を代表するお土産としては下記のものが人気です。

🍴ます寿司🍴
紙箱に入った昔ながらのものから、手軽に食べられる小ぶりサイズまでバリエーションが豊富。名店や老舗店によって味や風味に違いがあるので、買い比べて楽しむのもよいでしょう。

ます寿司 富山県 | うちの郷土料理:農林水産省

🍴しろえびせんべい🍴

白えびの香ばしさと軽い口当たりがクセになる逸品。持ち運びやすく日持ちもするため、大人数に配るお土産としても最適です。

🍴ホタルイカの沖漬け🍴
ホタルイカを醤油ベースのタレに漬け込んだもの。ご飯やお酒のお供にぴったりで、富山湾の恵みを自宅でも味わえます。

その他、富山ブラックラーメンの即席麺や地酒など、バラエティ豊かなお土産が揃います。旅の思い出に残る品を選んで帰路に備えましょう。

🚅17:30 ▶ 富山駅発 → 東京へ
最後は再び北陸新幹線「かがやき号」に乗って、東京駅へ約2時間10分の旅。短いようで内容は盛りだくさんの旅になったのではないでしょうか。

まとめ

1泊2日という限られた日程でも、「春の四重奏」「宇奈月温泉」「雪の大谷」「ほたるいか発光ショー」という富山の春を代表する4つの魅力を十分に楽しめるのが今回のプランのポイント。移動が長くならないようにルートを工夫し、のんびり自然や温泉、食を満喫できる旅程を組むことが大切です。

春の四重奏(あさひ舟川)

桜・菜の花・チューリップ・北アルプスが織りなす奇跡の景観。写真好きにはたまらない撮影スポットが満載です。

宇奈月温泉

富山県を代表する名湯。山あいの景色を楽しみながら、黒部川のせせらぎを聞いて癒されましょう。

雪の大谷ウォーク(立山黒部アルペンルート)

高さ15mにも及ぶ雪壁の回廊を歩く、貴重な体験ができるのは春だけ。標高2,450mの室堂周辺で息を呑む絶景を堪能してください。

ほたるいか発光ショー(ほたるいかミュージアム)
富山湾の春の風物詩であるホタルイカ。神秘的な青い発光を間近で見ることができる貴重なチャンスです。

さらに、富山湾が誇る海鮮グルメやご当地名物のます寿司、白えびなどを味わうことで、富山の食文化もしっかり堪能できます。他にも、富山ブラックラーメンや氷見うどんなどのローカルフードも見逃せません。
「まだ肌寒いかも?」と思う春先ですが、だからこそ見ることができる雪山と桜のコントラストやアルペンルートの迫力ある雪の回廊は格別。また、ホタルイカのシーズンも重なるため、この時期にしか味わえないイベントが目白押しです。
1泊2日で気軽に行ける上に、自然、温泉、美食と三拍子揃った富山旅。東京からサクッと行ける魅力あふれる「春の富山」で、素敵な思い出を作りませんか。

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