2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開幕まで残りわずかとなりました。SBIふるさとだよりでは、現在「EXPO2025デジタルウォレットNFT(ミャクーン!)」の「自治体コラボキャンペーン」を開催中!第3弾となる今回のコラボレーション先は、絶景と伝統文化が魅力の宝庫「岐阜県」です。
日本国内はもちろん、世界中の観光客が訪れる世界文化遺産「白川郷の合掌造り集落」や「高山祭」「郡上踊」など、岐阜県を代表する観光名所やお祭りがNFTとして登場!
今回は、岐阜県の魅力を紹介します。
- 日本の“真ん中”で出合う絶景と伝統文化――岐阜県の魅力とは
- 歴史と景観を満喫できる岐阜県のおすすめ名所
- 岐阜県を彩る祭り・伝統舞踊――五感で味わう文化体験
- 岐阜県の地域文化・グルメ・体験プログラム
- まとめ――四季折々の岐阜を肌で感じる旅を
日本の“真ん中”で出合う絶景と伝統文化――岐阜県の魅力とは
日本のほぼ中央に位置する岐阜県は、四方を山々に囲まれ、豊富な湧水や川に恵まれた自然豊かな土地。北部の“飛騨地方”と南部の“美濃地方”では気候や風土が異なり、それぞれ独自の伝統や風習が育まれてきました。
世界遺産に登録された合掌造り集落「白川郷」や、江戸時代さながらの町並みが残る高山、“水の都”と呼ばれる大垣など、岐阜県の観光スポットは多彩な表情を見せてくれます。本記事では、絶景から伝統芸能、グルメまで、岐阜県を存分に堪能できる情報をまとめました。
歴史と景観を満喫できる岐阜県のおすすめ名所
白川郷(しらかわごう)
@山深い地域に位置する「白川郷」は、合掌造りと呼ばれる独特の茅葺き屋根の家屋が建ち並ぶ集落。1995年に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」としてユネスコ世界文化遺産に登録され、日本の原風景を象徴する観光地として世界的に注目を集めています。
合掌造りは急勾配の屋根で雪の重みに耐える構造が特長。春は新緑、夏は青々とした稲、冬は雪化粧と、四季折々の景色とのコントラストが絶妙です。合掌造りの民宿に宿泊して囲炉裏を囲む体験は、昔ながらの暮らしに触れる絶好の機会と言えるでしょう。
岐阜県を彩る祭り・伝統舞踊――五感で味わう文化体験
岐阜県は有名な観光スポットだけでなく、全国的にも注目される祭りや伝統舞踊が数多く継承されています。ここでは、特に見逃せない5つのお祭り・踊りをピックアップします。
高山祭(たかやままつり)
400年以上の歴史を誇る高山祭は“日本三大美祭”と称されることもあるほど、豪華絢爛なことで知られています。精巧なからくり人形を載せた豪華な屋台が、歴史情緒あふれる城下町を舞台に巡行します。春と秋の年2回開催され、全国から多くの観光客が訪れる人気イベントです。
開催時期:
春(4月14日・15日、山王祭)/秋(10月9日・10日、八幡祭)
見どころ:
・からくり人形が妙技を披露する豪華な屋台
・提灯で照らされる夜祭の幻想的な雰囲気
魅力ポイント:
飛騨高山の城下町には昔ながらの町並みが残り、祭りシーズンは一層華やかに。屋台が進む姿は必見で、「動く芸術」として親しまれています。
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古川祭(ふるかわまつり)
起し太鼓(おこしだいこ)の迫力あるリズムや、夜に行われる提灯行列の幽玄な光景が特徴。400年以上続く伝統的な神事で、地元住民の情熱を肌で感じられる春の祭りです。高山祭とは趣が異なり、より地域密着型の雰囲気が楽しめます。
開催時期:
毎年4月19日・20日
見どころ:
・起し太鼓の力強い響き
・夜の提灯行列が織りなす神秘的な空間
魅力ポイント:
地元住民の熱気と情熱に満ちたお祭りで、町中が一体感に包まれます。高山祭とはまた違う、より生活に密着した雰囲気を楽しめるのが特徴です。
大垣祭(おおがきまつり)
370年以上の歴史がある「大垣祭」は、大垣市の中心部を13両の祭車が華麗な装飾とからくり人形を披露しながら街を巡るお祭りです。“水の都”と呼ばれる大垣の水路や城下町の風情と相まって、多くの観光客を魅了します。
開催時期: 5月15日直前の土曜日・日曜日
見どころ:
・ユネスコ無形文化遺産にも登録された祭車の行列
・からくり人形の華やかな演出と豪華な装飾
魅力ポイント: “水の都”と呼ばれる大垣のまちなかを彩る祭車の行列は迫力満点。城下町として栄えた歴史や、水路を生かした独特の町並みとのコラボレーションも楽しみどころです。
※高山祭、古川祭、大垣祭はいずれも「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産に登録されています。
郡上踊(ぐじょうおどり)
約400年の歴史を持つ「郡上踊」は、一般に日本三大盆踊りの一つと呼ばれています。大きな特徴は誰でも飛び入り参加ができる“参加型”のお祭りであることです。お盆期間に行われる「徹夜踊り」では、夜通し踊り続ける熱気に包まれ、郡上八幡の城下町や吉田川沿いが一体となって盛り上がります。
開催時期:
毎年7月中旬~9月上旬(約30夜連続開催)
見どころ:
・お盆期間の「徹夜踊り」で夜通し踊り明かす熱狂
・清流のせせらぎと古い街並みが作り出す夏の風物詩
魅力ポイント:
郡上八幡の歴史ある街並みや清流・吉田川のせせらぎを感じながら地元民も観光客も一緒に踊る一体感が魅力。初めてでも簡単な踊りの振り付けなので、飛び入り参加OKです。
寒水の掛踊(かのみずのかけおどり)
300年以上続く「寒水の掛踊(かのみずのかけおどり)」は、郡上市明宝寒水(かのみず)に伝承される太鼓踊り。五穀豊穣を祈願する伝統行事で、寒水白山神社例祭で奉納されます。シナイという花飾りを背負った拍子打ち(ひょうしうち)をはじめ、さまざまな衣装を身にまとった約100人の「役者」を、寒水の人が総出で努めます。
開催時期:
9月の第2土曜日・日曜日
見どころ:
・地元住民が総出で行う大規模な芸能
・地域独自の信仰と生活文化が色濃く反映
魅力ポイント:
地元の人々が先祖を敬い、結束を再確認する貴重な盆踊りで、地域の祈りや信仰が色濃く感じられます。
郡上踊、寒水の掛踊は民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」としてユネスコ無形文化遺産に登録されています。
岐阜県の地域文化・グルメ・体験プログラム
郷土料理・特産品
岐阜県の自然豊かな環境は、バラエティに富んだ郷土料理を生み出してきました。特に有名なのが「飛騨牛」。赤身と脂身のバランスが絶妙で、ステーキやすき焼きなど多彩なアレンジで味わえます。
また、朴葉(ほおば)の上で味噌と具材を焼き上げる「朴葉みそ」は、飛騨地方を代表する逸品。夏には大垣名物「水まんじゅう」で涼をとったり、郡上の川魚(鮎・イワナなど)を炭火で堪能したりと、季節ごとに楽しめるグルメが目白押し。地元の酒蔵で日本酒巡りをするのもおすすめです。
伝統や暮らしを体験できるプログラム
合掌造り体験:
白川郷や五箇山(富山県境エリア)では、茅葺き屋根の民宿に泊まって囲炉裏を囲む食事体験が人気です。
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祭りに飛び入り参加:
郡上踊は初心者でも見よう見まねで踊りの輪に加われるため、一体感が味わえます。
工芸ワークショップ:
美濃和紙づくり、木工細工、刀鍛冶見学など、岐阜県が誇る伝統工芸や職人技に直接触れられます。
まとめ――四季折々の岐阜を肌で感じる旅を
祭りや伝統舞踊は地域の人々が何百年にもわたって大切に守り続けてきた“文化の宝”。訪れる際は地元の方々へのリスペクトを忘れず楽しみましょう。また、人気の祭りや観光地は混雑が予想されるため、宿泊予約やアクセスの手配は早めに済ませておくことがおすすめです。地元住民との交流を通じて知る裏話や歴史は、観光パンフレットや教科書には載っていない貴重な体験になるでしょう。
四季ごとに趣の変わる岐阜県は、一度足を運ぶと何度も訪れたくなる魅力にあふれています。EXPO2025とともに盛り上がる今、NFTを通じて岐阜の魅力を再発見し、実際にその地を訪れてみてはいかがでしょうか。
【参考サイト】※最終アクセスはすべて2025年2月19日
春の高山祭をもっと知る 歴史と見どころをご紹介|特集|飛騨高山旅ガイド|高山市観光公式サイト
秋の高山祭をもっと知る 歴史と見どころをご紹介|特集|飛騨高山旅ガイド|高山市観光公式サイト
大垣まつり|大垣・西美濃観光ポータル「水都旅(すいとりっぷ)」
ユネスコ無形文化遺産「郡上おどり(郡上踊り)」|TABITABI郡上(たびたび郡上)