鉄道イベント6選!ロマンスカー・山手線・新幹線を楽しむ!

夏の暑さが落ち着くと、秋の行楽シーズンがスタートします。活動しやすい季節、さまざまなイベントも行われているので、休日や連休を使って参加してみるのもいいでしょう。
そこで今回は、通勤や通学、旅行などで日頃から利用している電車(鉄道)の魅力に触れられるイベントをご紹介します。

都営地下鉄・東京メトロで行く 防災公園めぐりスタンプ&クイズラリー

9月1日は「防災の日」。8月30日から9月5日は防災週間です。
2024年は1日1日に石川県能登半島地方でマグニチュード7.6、最大震度7の地震が発生し、甚大な被害をもたらしました。また、8月8日には宮崎県日向灘を震源とするマグニチュード7.1、最大震度6弱の地震が発生し、気象庁が初の「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。
地震、津波、大雨、台風など、自然災害はいつ起こるかわかりません。この機会に防災に対する意識をより一層高めましょう。
そんな防災週間におすすめなのが「都営地下鉄・東京メトロで行く 防災公園めぐりスタンプ&クイズラリー」。東京都交通局、東京地下鉄、東京都公園協会が合同で実施中の鉄道イベントです。光が丘公園・代々木公園・木場公園の3ヶ所に設置されたスタンプを集め、都営地下鉄光が丘駅・東京メトロ霞ケ関駅に掲出された2つのクイズに答えると、先着3,000名にオリジナルグッズセットがプレゼントされます。

開催期間:2024年8月22日(木)~9月16日(月祝)

詳しくはこちら⇒東京都公式サイト「都公園協会 防災公園めぐりスタンプ&クイズラリー」(最終アクセス2024年8月23日)

防災公園ってどんな公園?

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そもそも防災公園とは具体的にどんな公園なのでしょうか?
一般的に公園というと、子どもが遊んだり、散歩コースが設けられていたり、休憩場所として知られていますが、防災公園は地震や火災などの災害が起こった際に、地域住民の命を守るための活動拠点となる公園です。とくに人口の多い都市部に見られ、普段は都市公園や緑地として利用されています。災害時に使える設備や必需品が備えられている、耐震・不燃・高台にある、災害に強い設計である、避難路や避難地として位置づけされている、などの特徴があります。

防災公園にある施設

防災公園には災害時に必要になる施設が揃っています。家族と一緒に出かけてチェックしておくといいでしょう。

災害用トイレ

災害時に避難してとくに困るのがトイレ。給水や電気などのインフラが寸断された場合でも利用できるのが「マンホール型災害用トイレ」です。マンホール型災害用トイレは、下水道管までの取付管に沿ってマンホールを設置し、災害時にはマンホールのフタをはずして便器を取り付け、他人から見られないようにテントを張って使用します。

かまどベンチ

かまどベンチは、普段はベンチとして使用していますが、災害時には座る部分を外すと「かまど」になります。これで火をおこせば、炊き出しなどができるようになります(ベンチの形状は公園により違いがあります)。

防災井戸ポンプ

防災井戸ポンプは、水道などのライフラインがストップした際に利用できる、手動で汲み上げる水道ポンプです。これで生活用水を確保できます(飲料水用ではありません)。

防災パーゴラ

防災パーゴラは、災害時にはテントをかけて、仮設の避難施設として使用します。傷病者の救護所や体力のない方の避難施設などの救援スペースとして優先的に使用します。

デジタルサイネージ

デジタルサイネージは、災害時には防災情報を提供します。停電しても非常用の電源で稼働し、地震情報を確認することができます。

災害救援自動販売機

災害救援自動販売機は、災害時、一定の条件が揃ったときに飲料を無償で提供します。

参考:公益財団法人東京都公園協会「防災公園とは」(最終アクセス2024年8月23日)

東京都立の防災公園

東京都では、数ある都立公園のうち、総合的な防災計画である「東京都地域防災計画」の中で「大規模救出救助活動拠点」や「ヘリコプター活動拠点」に位置付けられているもの、火災などの危険から避難するための「避難場所」の指定を受けている公園を防災公園と呼んでいます。都内には63ヶ所の防災公園があります。

東京都で避難場所に指定されている公園

震災で大規模な火災が発生した場合など、命を守るために避難する場所として、大規模な公園や緑地が指定されています。

【区部】

芝公園、青山公園、戸山公園、明治公園、小石川後楽園、六義園、上野恩賜公園、横網町公園、東白鬚公園、猿江恩賜公園、清澄庭園、亀戸中央公園、木場公園、大島小松川公園、林試の森公園、盧花恒春園、砧公園、駒沢オリンピック公園、祖師谷公園、代々木公園、善福寺公園、善福寺川緑地、和田堀公園、高井戸公園、旧古河庭園、尾久の原公園、汐入公園、城北中央公園、浮間公園、赤塚公園、石神井公園、光が丘公園、大泉中央公園、練馬城址公園、東綾瀬公園、舎人公園、中川公園、水元公園、篠崎公園、葛西臨海公園、宇喜田公園

【多摩部】

陵南公園、小宮公園、武蔵野中央公園、井の頭恩賜公園、武蔵野公園、府中の森公園、神代植物公園、野川公園、武蔵野の森公園、小金井公園、狭山公園、東村山中央公園、八国山緑地、武蔵国分寺公園、東伏見公園、東大和南公園、六仙公園、桜ヶ丘公園、秋留台公園

東京都でヘリコプター離着陸場の候補地に指定されている公園

日比谷公園、芝公園、上野恩賜公園、東白鬚公園、猿江恩賜公園、夢の島公園、亀戸中央公園、木場公園、大島小松川公園、東京臨海広域防災公園、林試の森公園、砧公園、駒沢オリンピック公園、祖師谷公園、和田堀公園、高井戸公園、汐入公園、城北中央公園、赤塚公園、石神井公園、光が丘公園、大泉中央公園、練馬城址公園、東綾瀬公園、舎人公園、水元公園、篠崎公園、葛西臨海公園、武蔵野中央公園、府中の森公園、神代植物公園、武蔵野の森公園、小金井公園、東村山中央公園、東大和南公園、秋留台公園

参考:公益財団法人東京都公園協会「防災公園の位置」(最終アクセス2024年8月23日)

東京都以外の代表的な防災公園

三木総合防災公園(兵庫県)

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兵庫県三木市にある三木総合防災公園も、有名な防災公園のひとつです。
三木総合防災公園は阪神・淡路大震災の経験をもとに整備されていて、200ヘクタールを超える広大な土地には陸上競技場や野球場、芝生広場、遊戯広場などさまざまなエリアがあります。
普段は多くの人が集まる憩いの場ですが、災害時には物資拠点となり、多くの被災者が避難、一時生活をするための機能を兼ね備えています。

参考:三木総合防災公園公式サイト(最終アクセス2024年8月23日)

神栖中央公園(茨城県)

2014年6月に開園した神栖中央公園は、茨城県神栖市にある旧建設省土木研究所鹿島試験所跡地につくられた防災公園です。約21ヘクタールの広大な敷地には、かみす防災アリーナ、ふれあいの丘(緊急時避難用築山)をはじめとする防災機能施設があり、地域の防災拠点として機能し、災害時には1,500人が避難できる想定です。平常時には多くの樹木が四季を彩り、芝生広場、大型遊具、噴水広場などもあるため、休日は多くの人が訪れます。

参考:神栖市観光協会「神栖中央公園」(最終アクセス2024年8月23日)

プレミアム撮影会、4種類のロマンスカー大集合&貸切ロマンスカーミュージアムでナイトイベント!

都営地下鉄・東京メトロで楽しく学びながら防災公園を巡ったら、お次は小田急電鉄が催行する「プレミアム撮影会、4種類のロマンスカー大集合&貸切ロマンスカーミュージアムでナイトイベント!」へ。こちらは電車好きにはたまらないイベントです。

■海老名電車基地で4種類のロマンスカー(GSE・MSE・EXE・EXEα)を並べての撮影会(移動時間を含め約60分)と、早朝の海老名電車基地から出発する電車の風景を撮影(移動時間を含め約30分)
■ロマンスカーミュージアム内に展示されているロマンスカー車内に宿泊
■「ロマンスカーミュージアムナイトイベント」を体験
 ・過去に使用したヘッドマーク約5種類の撮影タイム(車両への取付も一部あり)
 ・普段は入れないロマンスカー・LSE7000形、SE3000形への入場、展望席や運転席(入場あり)の見学
 ・照明を落とした状態のロマンスカーと照明をつけた状態のロマンスカーの撮影
 ・ミュージアムスタッフによる裏話トーク
 ・シミュレータ体験(希望者のみ。ひとり約15分:1000円 / オリジナル缶バッジ付き)
■旅の〆は貸切のロマンスカーが特別行路を運行!喜多見電車基地に入線&ピット線で降車
■缶バッジ、参加証明書(葉書形)、アクリルスタンド フォトプロップスをプレゼント

開催期間:2024年9月7日(土)~9月8日(日)

詳細はこちら⇒小田急トラベル「プレミアム撮影会、4種類のロマンスカー大集合&貸切ロマンスカーミュージアムでナイトイベント!」(最終アクセス2024年8月23日)

現役乗務員・駅社員と行く!! 185系回送ルートの旅

JR東日本の「現役乗務員・駅社員と行く!! 185系回送ルートの旅」は、2023年度に3回開催され、大好評を博したイベント列車企画「185系回送ルートの旅」のバージョンアップ版。普段回送列車や貨物列車しか走らないルートを巡るツアーです。上野駅から尾久駅までの東北回送線など、定期列車の通らないルートも走行します。残り少ない国鉄型車両の185系を使用し、東大宮操車場構内では動いている洗浄機の通過体験もできます。また、上野運輸区・田端統括センターの乗務員と上野駅社員が各車両に乗車し、参加者からの質問に答える時間も設けられているので、ここでしか聞けない話が聞けるかも!?

開催期間:2024年9月7日(土)

詳細はこちら⇒
JR東日本「(18歳以上の鉄道愛好家向けプラン)現役乗務員・駅社員と行く!! 185系回送ルートの旅」(最終アクセス2024年8月23日)
JR東日本「(小学生ファミリープラン2名1組)現役乗務員・駅社員と行く!! 185系回送ルートの旅」(最終アクセス2024年8月23日)
JR東日本「(小学生ファミリー向けプラン4名1組)現役乗務員・駅社員と行く!! 185系回送ルートの旅」(最終アクセス2024年8月23日)

ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2024

「ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2024」は、東京地下鉄(東京メトロ)と独立行政法人国立美術館、公益財団法人東京都歴史文化財団が開催中のイベントです。ストーリーを読み進めながら、東京メトロで都内8つのミュージアムをめぐって謎を解く“アート×謎解き”エンターテインメントです。2つのコースが設定されていて、すべての謎をクリアすると抽選で展覧会チケットや美術館・東京メトロのグッズが賞品としてプレゼントされます。
アート作品を実際に鑑賞しながら謎解きに挑戦しましょう。

開催期間:2024年7月25日(木)~9月29日(日)

詳細はこちら⇒ミュージアムラリー2024公式サイト「ミュージアムで謎解きを」(最終アクセス2024年8月23日)

東海道新幹線60周年記念「わく鉄スタンプラリー」

「わく鉄スタンプラリー」は、JR東海が東海道新幹線開業60周年を記念して実施しているイベントです。東海道新幹線に乗車して獲得できる「新幹線スタンプ」と、沿線の施設などを訪れることで獲得できる「スポットスタンプ」を集めると、鉄道に関するさまざまな特典が獲得できます。
また、獲得したスタンプの数に応じて2024年度に引退する「ドクターイエロー(T4編成)の体験乗車イベント」や「超電導リニアの体験乗車会」、一般向けに初めて公開する「リニア・ターミナル駅(品川)工事現場ツアー」などに応募できます。

開催期間:2024年7月12日(金)~9月23日(月祝)

詳細はこちら⇒JR東海「わく鉄スタンプラリー」(最終アクセス2024年8月23日)

FUN!TOKYO!山手線謎めぐり2024 “少し未来(さき)の東京を歩く”

「FUN!TOKYO!山手線謎めぐり2024 “少し未来(さき)の東京を歩く”」は、JR東日本首都圏本部がドラマチック謎解きゲームを手掛ける「よだかのレコード」(株式会社stamps)とタイアップし開催する体験型のイベントです。山手線に乗り、沿線のまちをめぐりながら謎を解いていきます。5回目の開催となる今回のテーマは「イマーシブ=没入」。3年後の自分と一緒に歩いている感覚になる没入感のある仕掛けやストーリーになっています。
謎解き初心者なら「本編キット」、もっと謎解きを楽しみたい上級者なら「続編キット」がおすすめです。

開催期間:2024年9月12日(木)~2025年1月19日(日)

詳細はこちら⇒FUN!TOKYO!山手線謎めぐり2024公式サイト「 ”少し未来(さき)の東京を歩く”」(最終アクセス2024年8月23日)

※申込期限が迫っているイベントや、定員に達し次第、応募を締め切るイベントもありますので、詳細は公式サイト等でご確認ください

9月の連休はさわやかな風を感じながら、鉄道イベントに出かけましょう。

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