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夏はまぶしい太陽が照りつける海のイメージが強いですが、涼を求めて川へ行くのもおすすめです。とはいえ、水のきれいな川は都心から遠く、なかなか気軽に行けません。
そこで今回は、東京にもある!「水がキレイな川」3選を紹介します。都内から2時間ほどで行ける奥多摩エリアの渓谷です。
氷川渓谷(ひかわけいこく)
JR青梅線奥多摩駅から徒歩6~7分、東京都の西部に位置する奥多摩町にある氷川渓谷は、多摩川と日原川の合流地点にある渓谷です。流れが激しく河原の少ない多摩川の中にありながら、広い洲や瀬をもつ渓谷で、本流域のなかでもキャンプ・釣り・川遊びなどが楽しめます。駅からも近く、人気のスポットです。
参考:大多摩観光連盟「氷川渓谷」(最終アクセス2024年7月19日)
氷川国際ます釣場
険しい渓谷が多い中で、氷川国際ます釣場は平坦な広い河原がある場所にあるため、子どもから大人まで、家族で、仲間で、グループで、誰でも気軽に安心してニジマス釣りを楽しめます。
歩いて15分位の場所には温泉もあり、一日のんびり過ごせます。
参考:氷川国際ます釣場公式サイト(最終アクセス2024年7月19日)
氷川キャンプ場
氷川キャンプ場は、敷地内に巨木がたくさんあり、マイナスイオンをあびながら大自然を満喫できる、デイキャンプ・テント泊・施設宿泊もできるキャンプ場です。河原フリーサイトは直火可能で、キャンプ道具を自由にレイアウトしてBBQや焚き火が楽しめます。
近くにはカヌー・カヤックの体験教室もあるので、挑戦してみましょう。
参考:氷川キャンプ場公式サイト(最終アクセス2024年7月19日)
鳩ノ巣渓谷(はとのすけいこく)
JR青梅線鳩ノ巣駅から徒歩5分、奥多摩町にある鳩ノ巣渓谷(はとのすけいこく)は、巨石・奇岩の間を清流が縫うダイナミックな景色を味わえる渓谷です。「鳩ノ巣小橋」という吊り橋の手前を左に行けば古里方面、対岸に渡ると渓谷美を楽しみながら白丸ダムを経て白丸方面へ向かうことができます。
鳩ノ巣渓谷遊歩道
約1kmの鳩ノ巣渓谷遊歩道。ゆっくり歩いて駅までもどっても小1時間のコースです。岩でごつごつしているので、トレッキングスタイルで行くのがおすすめです。渓谷美を堪能しましょう。
参考:大多摩観光連盟「鳩ノ巣渓谷」(最終アクセス2024年7月19日)
御岳渓谷(みたけけいこく)
JR青梅線御嶽駅から徒歩2分、青梅市にある御岳渓谷(みたけけいこく)は、多摩川上流域の渓谷です。透明度の高い渓流は環境省「名水百選」にも選定されています。 河原ではバーベキュー、渓流では釣り、カヌー、ラフティングなどが楽しめます。
ラフティング
子どもも参加OK!初心者大歓迎!
スリル満点のラフティングを満喫できます。
リバービュー屋根付きバーベキュー場「煉瓦堂朱とんぼ」
JR青梅線軍畑(いくさばた)駅から徒歩10分の「煉瓦堂朱とんぼ」は、日本酒「澤乃井」の製造元・小澤酒造が経営するバーベキュー場です。目の前の美しいブルーの清流を見ながらバーベキューを楽しめます。屋根があるので雨が降ってきても大丈夫!食材セットも用意されているので手ぶらでも利用できます。駐車場、トイレ完備。
完全予約制なので、早めに申し込みましょう。
参考:リバービュー屋根付きバーベキュー場 煉瓦堂朱とんぼ公式サイト(最終アクセス2024年7月19日)
檜原村のプライベートグランピング施設「KEIKOKU GLAMPING TENT」
多摩地域西部の檜原村にあるプライベートグランピング施設「KEIKOKU GLAMPING TENT」は、ラグジュアリーで心身共にくつろげる豪華なキャンプ体験ができます。すぐ下を清流が流れる広い敷地内に、プライベートヴィラはふたつだけ。それぞれが完全に独立し、スタッフも常駐していないので、何も気にせずプライベートな空間で落ち着いて過ごすことができます。
面積50.0平方メートル、ベッド3台、定員最大4名の「SUITE TENT」は、大きなプール、薪焚きのサウナやジャグジーがあるプライベートヴィラで、屋外にはさまざまな「つくろげるスペース」が設けられています。目の前の川にもすぐに降りられます。
川遊びの注意点
川は楽しい場所ですが、水難事故も多く発生する場所です。
川は時に恐ろしい姿に変わるため、身を守るためのルールを覚えておきましょう。
川で身を守るためにできること
1.天気や川の情報を調べる。天候の変化に気を配り、対応する
通常よりも増水しているかチェックしておきましょう。山間部では雷雨が起こりやすいため、雲行きが怪しければ早めに避難を。狭い川ほど急速に増水するので、大雨が降ったら速やかに川から離れましょう。
2.遊ぶ場所とその下流をよく観察し、危険な場所や人工物の無い場所で活動する
水面をよく観察し、深いところや水流の強いところがあるかをチェックしましょう。流された場合、必ず下流側へ流されるため、下流を観察し、上陸しやすい場所に目星をつけておきましょう。
3.ライフジャケットを用意し、正しく着用する
腰より深い場所がある川での、ライフジャケット無しでの入水は危険です。泳力に自信がある人でも水流の強さにはほとんど抵抗できません。
4.生身での「背浮き」やライフジャケットを着用した泳ぎ方を知っておく
川では仰向けの姿勢になり、足を下流に向けて泳ぐ方法が適しています。クロールなど、水泳の泳ぎ方では急激に体力を消耗してしまいますので気をつけましょう。
参考:B&G財団「川の事故を防ぎ、安全に遊ぶための5つのポイント」(最終アクセス2024年7月19日)
川遊びの服装
水に入るとき
・ライフジャケットを着ける
・濡れてもいい、ナイロン製などの乾きやすい服装にする
・ウォーターシューズ、リバーシューズなど、濡れても問題なく、脱げない靴を履く(ビーチサンダルは脱げやすいので危険です)
河原や水辺で遊ぶとき
・帽子をかぶる
・軍手をする
・動きやすい服装にする
・濡れてもよく、歩きやすい靴を履く
参考:国土交通省「川で遊ぶ前に 河川水難事故防止!」(最終アクセス2024年7月19日)
その他、気をつけることも事前に確認しておきましょう。
【子ども向け】
【大人向け】
夏は都内のきれいな渓谷へ!
水難事故の対策をして、安全に川を満喫しましょう。