旧暦10月、全国の神様が集まることで有名な島根県の出雲地方。そのため、10月は出雲では「神在月(かみありづき)」、他の地域では「神無月(かんなづき)」と呼ばれています。
出雲大社は縁結びの最強パワースポットとして、ご縁を求める人がたくさん参拝します。結婚・恋愛だけでなく、「仕事」「お金」「健康」「癒し」など、人生の「ご縁」が、この出雲での「縁結びの神譲り」によって決められます。
今回は、そんな神聖な地・出雲で、天然石アクセサリーを製作、販売する「アナヒータストーンズ」をご紹介します。
『古事記』にも登場する三種の神器で有名な勾玉のアクセサリー。ふっくらとして丸みを帯びた「出雲型勾玉」は、アナヒータストーンズグループだけがつくることのできる形です。
勾玉とは?
勾玉は先史・古代の日本における装身具のひとつです。
古くから不思議な力が宿るとされ、魔除けや厄除け、悪霊から身を護るという意味で身につけられてきました。
勾玉の形
勾玉の形は、太陽と月が重なりあった大いなる宇宙を崇拝するということを象徴しているといわれています。
穴は、いま自分を生かしてくれる祖先とのつながりを持つことにより、その霊力の恵みを受けられることを意味しているといわれています。
その他にも、動物の牙、胎児の形、腎臓の形など諸説あります。
出雲型勾玉の誕生
現在の松江市玉湯温泉の近辺には、良質の赤めのうや青石を産出する花仙山があり、古代出雲ではその産出されためのうを使い、たくさんの勾玉が玉造職人の手によって作られました。ですが、弥生時代に始まった出雲での勾玉作りは平安時代に廃れ、約900年にわたり途絶えました。
しかし、江戸時代の末、出雲地方の湯町村(現・玉湯町湯町)に住んでいた伊藤仙衛門が若狭めのう細工で栄えた若狭国遠敷村(福井県小浜市)を訪れて、その技術を学び、また若狭から瑪瑙職人を招いて技術を伝え、天保4年ごろ出雲に玉造りの技術がよみがえりました。
そして、出雲型勾玉は現代に受け継がれています。
出雲型はアナヒータストーンズグループだけの形
出雲大社の祭祀を司る「出雲国造」。
神話の時代から受け継がれてきた役職のことで、国造職の新任の際には厳粛な儀式が執り行われ、その中に出雲の玉を皇室に献上する儀式があります。
「出雲型」はその勾玉を古式にのっとり作成したものです。
アナヒータストーンズのグループ会社「めのう」は、出雲型勾玉の製作を唯一受け継ぐ制作元です。
石の色
石の色には、それぞれ意味があります。
緑・青石(碧玉)青めのう
新緑の緑を表した命の源の象徴(生命)
赤・赤めのう
若者のように若々しく赤みを帯びた顔になるような健康を願う(健康)
白・白めのう
髪が真っ白になるまでの長寿を願う(長寿)
いつの時代も愛され続けてきた、伝統ある出雲型勾玉。
ぜひチェックしてください!